女性目線で気軽に楽しく。
山を育みながら魅力を届けたい。

林業女子会@さが 会長

門脇 恵

大好きな山に関わる多彩な取り組み

門脇さんは2014年、富士町の地域おこし協力隊として東京から佐賀に移住し『林業女子会@さが』を立ち上げました。枝打ちなど本格的な作業のお手伝いや、端材を利用したウォールアートの制作・販売など「楽しく、気軽に、育む」をテーマにした活動内容は多彩です。
2017年に開催したイベント林業BARでは、本物のヒノキの角材が入った「ヒノキ角ハイボール」など、木の香りまで楽しめる様々なメニューを提供。杉玉をつくったり、かんなくずでコサージュをつくったり森林を活かした装飾にもこだわりました。「仲間たちの協力で山の魅力が詰まったイベントになり感動しました!」と門脇さんは笑います。

門脇さん写真1

歴史ある地域のお菓子を商品化

門脇さんは林業女子会だけでなく、北部山間地において持続可能な地域づくりを目指すNPO法人Murarkのメンバーとしても活動中。佐賀市婦人林業研究会と協力して、富士町の歴史ある銘菓「ゆり菓子」の商品化を手がけました。
「自然も美しく、人もあたたかい。富士町での暮らしに幸せを感じています。今の夢は自分の山をもって、その山を育てることです!」と門脇さん。山、川、そして海へ。自然界における水の循環の中で佐賀平野の実りや有明海の恵みを育む佐賀の山々。その豊かな緑の中で林業女子会のみなさんの笑い声が今日も響いています。

門脇さん写真2

門脇さん写真3

PROFILE

1985年東京都墨田区生まれ。
幼少期をスリランカ、三重県伊勢市などで過ごす。東京で大学を卒業し、会社員として就職。2014年に地域おこし協力隊として佐賀市富士町へ移住。「林業女子会@さが」を立ち上げ、女性目線で山を楽しむ活動に取り組んでいる。地元の銘菓「ゆり菓子」の商品化も手がけた。現在の夢は自分の山をもって、その山を育てること。

地域を活かし佐賀をつくる SAGA LOCALIST
LOCALIST(ローカリスト)は、佐賀県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる方で、若い世代の方々にお願いしています。