みんなの想いを乗せて飛ぶ。
『空の道』は、このまちの未来につながっている。

『多久市まちづくり協議会 かつやく隊』隊長/『笹川工建株式会社』代表取締役

笹川 俊一さん

『空の道』との出会いが、人、そしてまちを大きく動かした。

佐賀県内で注文住宅を手がける笹川工建株式会社の代表・笹川俊一さん。事業に加えて、まちづくりにも積極的で『多久市まちづくり協議会 かつやく隊』の隊長を務めます。そんな笹川さんがまちづくりを模索していた2019年頃、『株式会社トルビズオン』と出会います。

「『トルビズオン』はドローンによるモノの輸送、空の有効活用を目指しています。『空の道』が多久の力になると思ったんです」。そうして、コンタクトを取り、協力関係を結ぶことに。「さっそく、ドローンをどのように活用できるかのワークショップを3回ほど実施しました」。そこでは、外出が難しいお年寄りに日用品や薬を届けたいなどの意見が挙がりました。

ドローンは、まちに誇りを持つためのツール。

ドローンを使ったまちづくりは、まちの人の協力がないと実行できません。『空の道』を作るには、『空の道』の下にある土地の所有者の許可が必要になります。しかし、空を使用した分だけ、その土地の所有者に通行料が支払われる仕組みが、多くの賛同を得たと言います。

「これまでのまちづくりは、ある世代だけが盛り上がって、蚊帳の外になってしまう世代が生まれていました。ドローンによって、新たなビジネスが成り立ち、市民の生活は楽になる。子どもたちは空を嬉しそうに見上げるようになり、どんな世代にも喜ばれると確信しています」。ドローンは、まちの『価値づくり』のツール。大切なのは人のつながりや、アイデアから実際に実行し、経験することで向上する一人一人のポテンシャル。そしてその行動で芽生える『まちへの誇り』。目標は、『空の道』の事業化です。空に描いた夢の実現が、もうそこまで来ています。

PROFILE

笹川 俊一(Sasagawa Shunichi)

多久市生まれ。笹川工建株式会社の2代目として生まれる。大学時代、社会人時代を県外で過ごすが、家業を継ぐために多久市へ戻る。2021年に代表取締役社長に就任。事業のブランド化を手がける他、多久市のまちづくりにも積極的に参加。まちづくりの中心メンバーとして様々な企画を実行。特に、多久市の空の有効活用を目指す『空の道』が多方面から注目を集めている。

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多久市まちづくり協議会 かつやく隊

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