誰かの何かが助けになる、
そんなゆるやかなつながりを作りたい。

『0-100地域の輪』代表

中島 直子さん

世代や立場の違う人との交流が鍵に。

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0歳から100歳まで、誰一人として孤立しない地域づくりを目指す、地域互助力向上ネットワーク『0-100地域の輪』代表の中島直子さん。ベビーマッサージやリトミック講師として働いている時に、子育ての悩みを誰にも相談できずに孤立するお母さんたちと出会ったことから、活動をスタート。
ママだけでなく、他の世代や地域、行政など、多世代多業種のつながりの中で新しい発想が生まれることを実感し、講話やワークショップを行ったり、お母さん同士の交流の場を設けたりといった活動を積極的に行っています。これまでに町の診療所の医師やNPO法人の代表、なんと唐津市長まで講師として招いたそう。

画像:中島の写真2

「誰かの支えになれる人」になれる。

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イベントや音楽活動、子どもたちをサポートするSSF(スチューデントサポートフェイス)の職員としての学校訪問など、人や地域をつなぐための活動を広げる中島さんですが、「孤立する人をサポートするために何か特別なことをしなくてもいい」と話します。「一人ひとりが関わり続けることで、何かのタイミングで思いがけず誰かの役に立つことがあるし、誰もがそうなれると思うんです。そんなゆるやかなつながりを少しずつ広げていけたら」。

これからも今の活動をコツコツと続けていくことで地域の輪が広がり、子どもたちが成長したときに、この町が今よりも過ごしやすい場所になっていることを願って活動されています。

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PROFILE

中島 直子(Nakashima Naoko)

神奈川県相模原市生まれ。結婚を機に唐津市に移住して15年目。ベビーマッサージやリトミック講師などの活動中に感じた「お母さんの孤独を解決したい」という思いから、地域互助力向上ネットワーク『0-100地域の輪』を発足。代表を務める傍ら、SSF(スチューデントサポートフェイス)唐津職員としての活動にも取り組み、お母さんだけでなく、0歳から100歳まで、誰も孤立せずに支え合える地域づくりを目指している。

地域を活かし佐賀をつくる SAGA LOCALIST
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