コーヒーの香りで人を呼び、
町をつくる。3代目のSOULと挑戦。

『OK COFFEE Saga Roastery』オーナー

福山 徹さん

父の背中を見て始めた、まちへの恩返し。

画像:OK COFFEEの写真

歴史の町・吉野ヶ里に、今、新しい歴史の幕が上がろうとしています。その新しいストーリーを牽引しているのが福山徹さん。2018年、印鑑の持ち手の木の部分を製造・卸販売する『株式会社アイテク』の3代目社長に就任すると、翌2019年から『OK COFFEE Saga Roastery』をスタートさせました。

「生まれ育ったまちへの恩返しをしたい」という想いでイベントを企画・運営した父の背中を見て、福山さんも別の角度からまちへ恩返しできないかと考えます。そして生まれた『OK COFFEE』は駅前商店街のシャッターを開け、現在人気店となっています。

画像:福山さんの写真1

人が集まる景色を、まちの人に見せたい。

画像:福山さんの写真2

店舗の誕生にあたっては、福山さんの友人・知人の協力が大きかったそう。「地域で経済をまわしていく」ということも、福山さんのまちづくりのポリシーとなっています。

また『OK COFFEE』では不定期で『FREE COFFEE DAY』というイベントを開催。無料でコーヒーをふるまうイベントには300人ものお客さんが集まります。福山さんは「商店街に人が集まる景色をまちの人に見てもらうことで、まちに誇りをもってもらうきっかけになれば」と話します。その表情、言葉、行動すべてにおいて熱いSOULを感じられる3代目の挑戦は、ここからです。

画像:福山さんの写真3

PROFILE

福山 徹(fukuyama toru)

吉野ヶ里町出身。『株式会社アイテク』代表取締役。「まちに恩返しをしたい」という思いで2019年、会社の事業のひとつとして『OK COFFEE Saga Roastery』をスタート。店舗と焙煎所で地元商店街のシャッターを2店舗開けるほか、吉野ヶ里町を「歩きたくなるまちにする」ため、さまざまなプロジェクトも計画中。

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