小城市地域おこし協力隊の瀬尾さんが企画・運営をするイベント11月に2回、開催されました。11月6日（日）は小城市の小城蒸留所にてスツールづくり、11月27日（日）に小城市のゆめぷらっと小城にて断捨離講座が開かれました。
今回はその内容や苦労についてご紹介いたします！
【小城市協力隊・瀬尾さんの活動について】
瀬尾さんは、小城市の移住・定住に係る相談対応、空き家の管理及び処分に係る相談対応など、空き家対策の推進業務に日々取り組んでいます。また、「おぎ移住相談窓口」というインスタグラム、Facebookでの情報発信にも取り組み、小城の空き家問題の解決にとどまらない、町全体の魅力発信を続けています。
【関連記事】
□ さがじかん紹介記事 小城市地域おこし協力隊 瀬尾美穂さん
□ インスタグラムアカウント おぎ移住相談窓口
□ フェイスブック おぎ移住相談窓口
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【11月6日（日）スツールづくりイベント】
小城多久建築士会よりキット作成、準備、当日の指導までご協力いただき、約10名の親子が参加し行われたスツールづくり。初めて電動ドリルを使う子どもも多く、貴重な体験になったのではないでしょうか。
【スツール作りイベント企画のきっかけ】
瀬尾さんは、コロナ禍において、家で過ごす日が続く中「楽しもう！小城でのくらし」を合言葉に、毎日の暮らしが豊かで楽しくなるような、そのきっかけづくりを提供するために企画したそうです。
また、小城市には素敵な場所や人がたくさんいらっしゃいます。そういった素晴らしい資源をつないでいくことも、瀬尾さんご自身が自分の役割の一つと考え、こういった企画になっていったそうです。
【スツール作りイベントを終えて】
「皆さんが笑顔でスツールを完成させて、楽しかったとのお声を聞けたのは、本当に嬉しく思いました。改めて、気にかけて下さった方、関わって下さった皆様に感謝しています。建築士会の皆さんの、電動ドリルの扱いはとってもカッコよかったです！」
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【11月27日（日）断捨離講座】
「住まいが蘇る幸運を呼ぶ断捨離®」と題し行われた講義には、およそ40名の市民が集い、二時間ほどの講師のお話しに皆さん聞き入っていました。講師は、佐賀県玄海町在住の藤田久美子さん。藤田さんは自身の経験から断捨離®の考え方に感銘を受け、その「断捨離®」という言葉の名付け親であるやましたひでこ氏の公認を受け断捨離® トレーナーとして佐賀県内で活動しています。
【瀬尾さんが今回企画したきっかけ】
空き家問題を支援する瀬尾さんは、活動の中で残された家族たちの「荷物の片づけが一番大変」という言葉をよく耳にし、問題意識を持っていたそうです。いざというときに困らない為、また、日々豊かで楽しく暮らす為には何が大切かを学ぶ良い機会になればとの思いで今回の断捨離講座を企画したとのことでした。
【講義内容】
「モノでいっぱいの空間で雑然とした有り様から受けるのは、「イライラ、不機嫌」といった家庭内の不協和音であり、無意識のうちにモノと、その時のマイナスな気持ちを「溜め込む」ようになっている。」と講師の藤田さんは語ります。
「断捨離® は、捨てることではなく、「今の自分に何が必要か」を知っていく作業である」という言葉がとても印象的でした。モノを手に入れたときの「あの時はつらかった」、「これを買って乗り越えられた、よく頑張った」と振り返りながら、断捨離® を通じて今の自分を見つめるきっかけを得ることができるのではないでしょうか。「大切なものと、そうでないものに分けて心の整理をする」ことを目的にした行法哲学だそうです。
【参加者の声】
・小城市在住 50代主婦の方
「市報を見て気になっている時に、友人からの誘いがあり参加した。参加してよかった。「物の整理＝心の整理」という言葉が印象的であり、早速実践してみようと思っている」
・小城市在住 60代主婦の方
「とにかく実行するのが大切だと思う。精神的でヨガに通じる部分があると感じた。また、確かに自分の身近なところ、例えば台所、冷蔵庫の中身から始めてみたい。」
【講座を終えて】
「私自身、断捨離の必要を強く感じ、帰りはゴミ袋を買って帰りました。皆さん熱心に聞いて下さり、反響も大きかったので、講座を開催できて良かったと思いました。意識の小さな積み重ねで、家財道具に対する悩みが解消したり、日々のくらしが快適になるのですね。」
