令和3年12月18日、冬晴れのこの日、江北町岳(たけ)地区に集まったボランティアによるみかんの収穫作業が行われました。
ボランティアを呼び掛けたのは、『さが山の学校』のメンバーたち。子ども連れから大学生まで、遠くは鳥栖市から約40名が参加しました。『さが山の学校』は、県内の中山間地域にて土や草木、生き物と触れ合う自然体験を通して、子どもたちに環境問題や食育、地域づくりを考える場を提供する市民団体の取組です。
今年11月から江北町にて「農」をテーマにした活動を始め、今回は地区からの要望を受けみかんの収穫をお手伝いしました。
一本の木にたわわに実るみかん。みかんの収穫は、すべて手作業!高いところははしごを使って、低いところはしゃがみながら、取っていきます。みかんがいっぱいになったコンテナは重く、なかなかの重労働!
「高くて取りきれないところは、鳥にあげる。鳥もエサが必要だからね。」という農家さんの言葉が、里山と生き物との素敵な関係性を物語っていると感じました。
3時間弱の作業を終え、みかんを食べさせてもらうと、とっても甘く美味しい!農家さんたちが苦労して育て収穫したみかんをいつも私たちは食べている。参加者みんなで、改めて農家さんへの感謝を感じた日となりました。『さが山の学校』では、江北町岳地区の耕作放棄地を借り、参加者みんなで作り上げる活用方法を模索しています。今後どのような展開があるのか、楽しみですね♪ぜひ、江北町での取組にご注目ください。
※佐賀県では自発の地域づくりの取組を応援しています。