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あわただしい日常から離れてリフレッシュ!七山のお出かけスポット&グルメ

あわただしい日常から離れてリフレッシュ!七山のお出かけスポット&グルメ
唐津市お出かけスポット
唐津市

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その名の通り、周囲を浮岳・十坊山・笛岳・岩屋山・椿山・穀地蔵山・女岳の七つの山々に囲まれた七山エリア。
日本の滝百選にも選ばれた「観音の滝」や新鮮な野菜がずらりと並ぶ直売所、泉質に恵まれた温泉など行きたくなるスポットがたくさんあります。
今回は、七山で地域おこし協力隊として活動している野田宗作さん、早百理さんに七山のおすすめグルメやスポットを教えてもらいました。

野田宗作さん、早百理さん
地域おこし協力隊
2021年4月から地域おこし協力隊として七山に着任。地域新聞「ななやま新聞」の発行、地域を盛り上げるイベントの運営・企画、SNSでの七山の魅力発信など精力的に活動中。
Instagram: https://instagram.com/nanayamaokoshi

七山はデートにぴったり!おすすめスポット&グルメ

鳴神の庄

七山の特産物直売所。毎朝、七山の農家さんが朝どれの野菜や果物を持ってきます。朝どれの野菜は、みずみずしくておいしいです。味が濃く、スーパーマーケットで買うお野菜よりもずっと日持ちします。おすすめは、トマト、きゅうり、南高梅です。七山の農家さんは多品目栽培が多いから、だいたい何でもそろいます。野菜や果物はほとんどが午前中で売れてしまうほどの人気ぶりです。そのほか、平飼いで育った鶏の卵や農林水産大臣賞を受賞した七山茶などの特産品もあります。

観音の滝

高さ30mから激しく落下する水流にちなんで「男滝」と呼ばれるほど豪快な滝です。その美しさは日本の滝百選にも選ばれたほど。滝の横には「生目観音(いきめかんのん)」が佇んでいて、この淵の水で目を洗うと眼病が治ると伝えられています。野鳥が多く見られることでも有名で、カワセミ、セキレイなども生息しています。

柚里

七山産の野菜を使ったそばや会席料理をつくっている料理屋です。
月替わりの会席料理(1日限定20食)が大人気で、それを目当てに七山に来られる方もいます。
そばは、天ぷらそばや野菜を使ったものが人気です。
鳴神の庄のすぐ隣にあるので、買い物終わりにご飯を食べて行かれる方も多いみたいです。
お店のすぐ外には川が流れていて気持ちいいですよ。

鳴神温泉ななのゆ

県内No.1の高アルカリ性単純温泉。七山の森の中にある温泉は、空気が澄んでいて、開放感も抜群です。緑深い山々を眺めながらじっくりとお湯に浸かれる、露天風呂や寝湯は特に人気です。
とろみのある泉質は「美肌の湯」とも呼ばれ、神経痛や疲労回復の効能があると言われています。

「一度来たら必ず伝わる七山の魅力を発信し続ける」野田宗作さん・早百理さんインタビュー

宗作さんと早百理さんが3人のお子さんと七山にやって来たのは2021年4月。
当初、地域おこし協力隊としてお二人に与えられたミッションは2つ。
ひとつは「七山の中の絆を深める新聞を作る」こと。未経験ながら、宗作さんが撮影、早百理さんが記事の構成やライティングを担当し、1〜3ヶ月に1号のペースで「ななやま新聞」を発行。
地域のイベントやスポーツ大会のレポート、地元のニュース、飲食店の紹介などを行ってきました。
方言がきつい地元の方に出会ったことから生まれた「七山弁講座」、赤ちゃんが多く生まれた年に始めた「ななやまベイビーズ」など、七山ならではのコーナーも。

ななやま新聞のバックナンバー
毎号、イベントや大会の取材におもむき、七山の人と出会いながら制作したななやま新聞。2024年3月発行の第20号が最終号となります。

「思い出深いのは、『ななやま農家さんめぐり』という連載の取材です。七山で農家になった理由や、こだわっているところを聞いてきました。キャリアの最初から農家になった人は少なくて、色んなことを経て農家になったという人ばかり。私が七山に来てお世話になったのは農家さんが多かったのですが、普段話していては知りえないこともあってありがたかったですね」(早百理さん)

「1年目はまだコロナ禍だったこともあって、イベントや大会に家族や知り合いが出ていても見に行けないという方が多かったんですね。行けなかったイベントの内容をななやま新聞で把握できたのが良かったみたいです。それから、今は七山の外で暮らしている若い世代が帰省の時に読んで、七山のことを思い出してもらって、ゆくゆくは帰って来てもらいたい。という意図もあります」(宗作さん)

地域新聞ならではの密着感と温かみのある「ななやま新聞」は、地区の人に大人気。大事にファイリングして保管している方もいるほど。

また、Instagramで七山の情報発信をさかんに行っていたところ、その影響でInstagramを始めたおじいちゃん、おばあちゃんも。投稿を見て、新聞のネタになるような情報を提供していただくなど、コミュニケーションツールとしてしっかり機能しています。

野田宗作さん・早百理さん。
野田宗作さん・早百理さん。子どもを自然豊かな場所で育てたいという思いから、七山に移住した。現在は、古民家で三人の子どもたちと日々にぎやかな生活を送っている。

もうひとつのミッションは、「七山のコミュニティ拠点をつくる」こと。
お二人の活動拠点は「ななやまんち」。元は商工会議所だった建物を、企画したイベントの会場として使ったり、一部リノベしてカフェ営業ができるようにしたりと、成長の真っ最中。ゆくゆくは、移住希望や農地を探す方に提供する情報が集まる場所、地域の人が気楽に集まれる場所を目指しています。

「ななやまんち」の外観。
「ななやまんち」の外観。レンタルスペースとしての貸し出しや、共有キッチン、カフェスペースとしての活用を予定しています。

2023年7月に大雨による土砂災害が発生した七山地区。お二人は農家さんを支援するためにクラウドファンディングを行い、約432万円が集まりました。また、10月には七山の食材を使った料理を楽しむ「オクトーバーフェス」を企画、実施しました。

「災害が起きてから怒涛の日々で農家さんたちは疲れ果てていました。それでも「皆で一緒に一日だけでもおいしいものを食べて、飲んで、楽しく過ごせたら…」と大学生のインターンの子と企画したんです。農家さんや飲食店の方、七山の仲間たちがサポートしてくれて、なんと130人もの人たちと楽しい時間を過ごすことができました。」(早百理さん)

2023年10月に七山地区で行ったオクトーバーフェスの様子。
オクトーバーフェスの様子。農家さんによる七山の郷土料理「だぶ汁」のふるまいや、クラフトビールとおつまみ、親子ペンギンレースに大人も子どもも大盛り上がり。
自然の中で遊ぶ野田夫妻のお子さん。
3人のお子さんたちはみんな自然と仲良し。木に登ったり、川で遊んだり。田んぼや畑も身近な存在。

お二人の地域おこし協力隊の任期は2024年3月まで。これからの活動は。
「これからも家族5人で七山で暮らしていきます。僕は、これまでやってきた地域おこしの延長線上の仕事と七山むらづくり協議会の仕事をやっていきます」(宗作さん)

「私は地域おこし協力隊を呼びたい自治体や、地域に入られた協力隊の皆さんをサポートするお仕事と、自分で英語を使った仕事もやろうかなと。それから、農園をやっているので、収穫体験や山での田舎暮らしを体験できるワークショップ、調味料づくりなどをイベントとして行っていきたいと思っています」(早百理さん)

七山の魅力は来てもらえば必ず伝わる。そんな思いで、3年間で多くのイベントを企画、実施して来たお二人。立場は変わっても引き続き、七山の魅力を発信しつづけていきます。

七山の情報はこちらをチェック!
Instagram:https://instagram.com/nanayamaokoshi
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