大町町の地域おこし協力隊の公門さんが「しめ縄づくり」に参加するところへ取材に行ってきました。できあがりはこんな感じなのですが・・・
力のある人は縄を縒る(よる)ところから作ります。全身を使う大変な作業です。縄を輪にして(輪にする向きなども決まっています)用意された飾りをつけてできあがりです。
飾りを付けるためにわら細工に差し込むのですが、わら細工は結構固いです。高齢で力が入らない人もいるため、公門さんもお手伝いをします。しめ縄づくりは力が必要で、地域の人とコミュニケーションが取れるチャンスも多くなりました。
今回公門さんは地域のイベントに参加しました。地域の人とコミュニケーションを取りたい公門さんのために、区長さんがお誘いしてくださったのです。区長さんは「いきなり災害や避難の話をするより、まずはお互いの事を知るのが先でしょう」と言います。公門さんも「普段から地域の人と心の距離を近づけられれば、有事の時に、より良い助け合いにつながる」と考えています。
講師の一ノ瀬和文さん(下の写真左の方)はプロではなく、ものすごい作品を「趣味で」作る素人の方です。
佐賀藩独自の正月飾り、「鼓の胴の松飾り」も「見よう見まね」で手作りしちゃいます・・・見よう見まねで作れるものでしょうか(^^;)一ノ瀬さんは大町町役場のお正月飾りを作ったり、佐賀市エスプラッツに作品も飾られるなど、地元紙などによく紹介される達人です。そのすごい作品はFacebookやインスタグラムさがじかんでも掲載するのでぜひご覧ください。(↓の画像は一ノ瀬さん手作りの「鼓の胴の松飾り」です)
※県では、地域おこし協力隊の定住に向けて令和2年度より、協力隊や市町への支援を強化しています。
↑一ノ瀬さん手作りの2020年の宝船です。