浪瀬の農地保全管理事業

地域: 唐津市
事業名: 浪瀬の農地保全管理事業
実施主体: 浪瀬の農地を守る会
補助名: スタートアップ支援事業費補助金
取組期間: 2020.2.17~2022.3.31

先祖代々受け継ぐ農地

唐津市厳木町浪瀬地区は集落が山あいに位置する中山間地域であり、農家数は22戸(専業農家13戸、兼業農家9戸)と町内で最も専業農家の割合が高く、生産年齢人口の約3割が農業に従事しています。
農山村集落で生活している住民にとって、農地は先祖代々引き継いできた重要な生活基盤ですが、少子高齢化、農業の衰退による離農、若者の都市流出による農業の後継者不足という課題があります。そこで、農地保全のため、地区住民の有志で作った「浪瀬の農地を守る会」では、耕作放棄地の地図上への落とし込みや県道沿いの農地の草刈りを行っています。

耕作放棄地を活用した農地の再利用と地域の賑わいづくり

地域住民から耕作をやめた農地を集約し、代理で耕す許可を得て、草刈りを行い、鳥獣被害に合わない新規品目の農作物の作付けを行っています。収穫した農作物は、農業ボランティアと分け合う他、近隣の直売所等に提供するなど地域活性化に貢献しています。また、地域の子育て世代と連携し、農業体験を行い、生産された作物を使って料理講習会を行うなど食育を推進する取組も行っています。

農地を次世代に繋ぐ

農業体験での収穫の喜びや土に触れる感触を体験してもらうことで、農業への意欲醸成に取り組んでいます。
今後も「耕作放棄地」を活用し、農業体験や料理講習会等の取組により地域の交流の場を創出しながら、担い手を増やし「魅力的で持続可能な地域」に繋げていきます。