赤ちゃん防災講座&親子ヨガ

今回は大町町地域おこし協力隊の平井さんと公門さんのコラボ企画です。平井さんは子育て支援、公門さんは防災・減災をめざした活動をしています。今回は、子育て中のママの視点から災害支援を行っているボウズ満恵さんを、大町町の施設にリモート講師としてお招きしました。ひとりでも多くの方に聴いてもらいたいのでYoutubeで同時配信も行いました。公門さんが配信と進行を担当し、平井さんはパパやママが受講しやすいように子どもたちの様子をみていました。ボウズ満恵さんからは、災害時に子どもの命を守る自助についてのお話がありました。日常生活の中でこどもの気に入る食べ物が何か知って用意しておいたり、お散歩などで地域の危険なところを見つけたりするなど普段の生活で心がけることのお話がありました。また地域コミュニティによる共助についてもお話がありました。災害時でも子育てをしっかりしなくてはと、パパやママは「困っています。助けてください。」というメッセージをぐっと我慢してしまいがちです。パパとママが「困っています。助けてください。」と言えるための、日ごろの関係性やコミュニティを作ることの大切さを話されました。ボウズ満恵さんは「なによりもママとパパが元気でいましょう!緊急時を見据えながら笑顔でいること、そのためには心も体も元気でいることが大切です。」といいます。次はべビトレヨガのインストラクターの山下彩さんによる、親子で楽しめるヨガをリモートで行いました。べビトレヨガによってママは体調を整え、子どもは体を動かす楽しみを知ることができます。繰り返すことで、親子でコミュニケーションを深められます。

平井さんと公門さんは「小さい子どもがいて被災した場合は、注意するポイントがたくさん出てきます。今後もこういったコラボイベントを企画していきたいですね。」と話しています。

※佐賀県では、地域おこし協力隊の定住に向けて、令和2年度より協力隊や市町への支援を強化しています。