コロナ禍の新しい挑戦。
おむすびは、人と人、人と地域をつなぐツール。

『Guest House Ne doco?』 代表

石黒 みさとさん

ローカリストとしての一年を振り返る。

画像:石黒さんの写真1

石黒さんは、昨年もローカリストを務めました。参加者とともに地域づくりに取り組むワークショップ『お試し地域づくり活動』では、伊万里市のガイドブックを制作。参加者とともにまちを歩き、体験し、取材・撮影を実施しました。

「写真を中心に制作し、できあがったのは余白がたっぷりのガイドブックです。余白には、実際にその場所を訪れた人が感想やおすすめの過ごし方などを書き込める仕様になっています」と石黒さん。このアイデアは、参加者たちの意見からうまれたものだそうで、石黒さん自身も、あらためて、伊万里市の魅力を実感したそう。世界にひとつしかないガイドブックです。

画像:ガイドブック

立ちふさがる壁が新しい景色を見せてくれた。

画像:米おむすびの専門店『come coco』

石黒さんが営むゲストハウス『Ne doco?』。開業以来、たくさんのゲストを迎えてきましたが、コロナ禍において宿泊客は減少。「目標を見失ってしまったような時間」と話す石黒さんですが、前々から構想があった玄米おむすびの専門店『come coco』をスタートさせます。

「伊万里の玄米や具材をメインに使ったおむすびです。イベントなどいろんな地域で出店する際には、その土地の玄米や食材を使っています」と石黒さん。おむすびがきっかけで出会う生産者やお客さんたちが、新たなつながりを見せていると言います。食べやすいサイズのかわいいおむすびには、いろんな想いがギュッと詰まっているようです。

画像:石黒さんの写真2

PROFILE

石黒 みさと(Ishiguro Misato)

佐賀市生まれ。大学卒業後、美容関係の仕事に従事。その後、2017年に伊万里市で古民家をリノベーションした農家民宿型ゲストハウス『Guest House Ne doco?』をオープン。2021年には、玄米おむすびテイクアウト専門店『come coco』を開業。栄養価が高い玄米おむすびを通じて、その地域の食材とその生産者、消費者をつなぐきっかけをつくっている。2020年度ローカリスト。

Guest House Ne doco?

〒848-0044
佐賀県伊万里市木須町3928
公式サイト:
http://nedocompany.com/
Facebook:
https://www.facebook.com/nedocompany
Instagram:
https://www.instagram.com/nedoco_ne_doco/

地域を活かし佐賀をつくる SAGA LOCALIST
LOCALIST(ローカリスト)は、佐賀県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる方で、若い世代の方々にお願いしています。