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【基山】歴史ある寺院から地元に愛される味、個性的なアパレル店まで。派手さはないけれど、確かな魅力あふれる基山町の日常に癒される旅。

【基山】歴史ある寺院から地元に愛される味、個性的なアパレル店まで。派手さはないけれど、確かな魅力あふれる基山町の日常に癒される旅。
基山町地域と人
基山町

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暮らしの中に静かな魅力が息づく基山町。歴史を感じる寺院の風景、国道沿いで親しまれる昔ながらの味、感性豊かなお店やカフェ。飾らない日常の風景や営みが、この町らしさを形づくっています。歩く速度を少し緩めて巡れば、人と土地の距離の近さや、日々の営みの中で育まれてきた時間の積み重ねをふと感じられるはず。

ふらりと立ち寄るだけでも心にやさしく残る基山町のおすすめスポットを、医療法人清明会 障害福祉サービス事業所「PICFA」の皆さんに教えていただきました。

総本山本福寺 

本殿は、境内の中心に構える荘厳でひときわ存在感のある建築です。目を引くのは、青空や周囲の緑に美しく映える鮮やかな朱色。その堂々たる佇まいは、訪れる人を静かに包み込み、自然と背筋が伸びるような気持ちにさせてくれます。
本殿を彩る象や竜の彫刻。力強く躍動感のある意匠が、朱色の建物に深みと迫力を添えています。
境内に点在する石仏が、木々の緑と調和しながら緊張感のある非日常的な風景をつくり出しています。
本福寺の寺カフェで人気の 「宇治抹茶ロールケーキセット」 。上品な味わいの宇治抹茶を使ったロールケーキとミルクレープのセット。ドリンクは抹茶のほかに、抹茶ラテ、ココア、コーヒーなどが選べます。セットのドリンクとともに、景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごせるのも寺カフェならでは。
五重塔と基山町の街並み。朱色の塔が空と緑に映え、季節ごとに表情を変える景色は、歴史と自然が織りなす基山の魅力を感じさせてくれます。

豊かな自然に抱かれた「総本山本福寺(ほんぷくじ)」朱色にそびえる西日本最大級の五重塔や壮麗な本堂は、地域のランドマークとして町内外から多くの参拝者を迎えています。四季折々の風景とともに、境内からは筑後平野の絶景を一望でき、散策するだけでも心が穏やかになるスポットです。

大興善寺

木漏れ日に包まれた石段が本堂へと続きます。季節ごとの木々の表情を感じながら進む階段は、参拝の清らかな気持ちを高めてくれる道です。
春になると裏山一帯を鮮やかに覆うつつじの花々が境内を華やかに演出し、秋には、境内や参道を赤や橙に染める紅葉が彩りを添え、まるで絵画のような風景を描き出します。季節ごとに表情を変える自然は、訪れるたびに新たな感動を与えてくれます。
「寝そべる犬」
その名の通り、寝そべった犬の横顔のような形をしたこのユニークな石は、庭園の静かな雰囲気の中で訪れる人の目を引きます。

大興善寺(だいこうぜんじ) は、奈良時代に開かれた歴史あるお寺です。参道の石段や茅葺屋根の本堂を囲む豊かな自然が、訪れる人に季節の彩りと静かな時間を届けます。緑に囲まれた境内には散策路や石段が続き、歩いて巡るだけでもほどよい運動に。澄んだ空気の中で四季の風景を楽しみながら、身も心もリフレッシュできる場所です。

丸幸ラーメンセンター

国道3号沿いにある「丸幸ラーメンセンター」は、遠くからでも目を引く黄色に鮮やかな赤い文字の看板が特徴です。
創業当時から受け継がれてきた昔ながらの久留米とんこつ。豚骨の旨みを丁寧に引き出しながらも、くどさのないあっさりとした優しい味わいが特徴です。毎日でも食べたくなる飽きのこない一杯として、地元の人々に長く愛され続けています。
どんぶりの底には、スープまで飲み干した人だけが出会える言葉「幸せいっぱい味にまる」。最後の一滴まで味わった満足感と納得感を静かに伝える、店の想いが込められたメッセージです。
焼きめし。ラーメン店ならではのコクと香ばしさが楽しめる一品。パラパラに仕上げたお米は一粒一粒の存在感が際立ちます。ピンクのかまぼこが見た目にも楽しいアクセントに。

国道3号線沿いで長年愛される久留米ラーメンの名店。豚骨100%のスープは、高圧ボイラーで一気に炊き出すことで、臭みが少なくコクのある味わいに仕上げています。麺とよく絡む、伝統の豚骨スープは観光客にも人気。ラーメンや丼付詰め合わせセットなどの通販もあり、自宅でも丸幸ラーメンを味わえます。

841(ハチヨンイチ)

長崎街道沿いに佇む 841(ハチヨンイチ)のショップ兼アトリエは、明治時代に建てられた築150年の古民家をリノベーションしたもの。堂々とした大きな梁や木造建築ならではの風格が今も残り、歴史ある街道の景観に自然に溶け込んでいます。
店内には、オーナー自身が愛用する作業台を中心に、手作りの洋服が所狭しと並んでいます。スポット照明が落ち着いた空間をつくり、独自の世界観を際立たせています。
オーナーが特に好んで扱うデニム生地のアイテム。素材選びから裁断、縫製に至るまで、デニムの風合いや表情を最大限に引き出す細やかなこだわりが随所に見られます。ディテールに宿る職人としての感性が感じられる、唯一無二のデニムコレクションです。
デニム生地のサンプル。微妙な色味の違いや生地の厚さ、織りによる風合い、肌触りまで比べられるように用意されています。一見同じに見えるデニムでも、それぞれに個性があり、着心地や表情はさまざま。
ボタンやリベットのサンプルは、細部まで妥協しないものづくりの姿勢を物語ります。表からは見えにくい部分にも丁寧に向き合い、色味や質感の違いを一つひとつ確認しながら選定。着る人の好みや仕上がりのイメージに合わせて組み合わせることで、さりげない個性が宿る一着に仕上げられます。

オーダーメイドのアパレルショップ「841(ハチヨンイチ)」は東京出身の若きデザイナー梁井鉄平さんが手がけるオリジナルブランド。ブランド名は基山町の郵便番号に由来し、古き良き雰囲気を生かした空間で“一点物の服づくり”をしています。すべての洋服は店頭で採寸し、身体にぴったり合うオーダーメイドで仕立てられ、好きな素材やデザインを選べるのが魅力です。カジュアルな普段着からアクセントある一着まで、自分だけのスタイルを叶えるショップとして訪れる価値あり。

スイーツ&惣菜カフェあじさい

あじさい好きのオーナーの想いが反映された外観が特徴。建物の壁面は優しいアジサイ色に塗られ、同色のベンチが外に設置されており、スイーツや軽食をその場で楽しむことができます。
レモン煮バーガーとレモネードのセット。基山町のパン屋さんが焼き上げる胡麻入りバンズに、名物の鶏のレモン煮、新鮮なレタスとポテトサラダを挟んだ絶品。さっぱりとした鶏のレモン煮の風味が胡麻バンズとよく合い、食べ応え抜群です。
基山レモネード。地元産レモンに、ハーブとバタフライピーをたっぷりと加えた自家製レモネード。爽やかな酸味にあっさりとした甘みが重なり、後味はすっきり。バタフライピーが生み出す目にも楽しい色合いは、気分を上げてくれます。
100円で楽しめるガチャガチャ。中にはエミューの石鹸やおみくじ、缶バッジなど、思わず笑顔になるアイテムが入っています。

2025年にオープンしたスイーツ&惣菜カフェ「あじさい」。アイスクリームや回転焼きなどのスイーツをはじめ、串揚げやハンバーガーといった惣菜・軽食が楽しめるスポットです。テイクアウトはもちろん、外のイートインスペースでゆっくり過ごすこともできます。飲食店での経験豊かなオーナーが作るフードは、見た目も味も楽しいメニューが揃います。パーティー用オードブルの注文にも対応しており、基山町の憩いの場として地域の人々にも親しまれています。


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佐賀県基山町の静かな町なかで、「アートを仕事にする」という新しい福祉のかたちを実践するPICFAの施設長原田さんにお話を伺いました。

▼原田さんインタビュー
【インタビュー】福祉の当たり前を問い続ける──原田啓之さんとPICFAがつくる、「福祉 × アート」という新しい日常 | よみもの | 佐賀県地域づくり公式サイトさがじかん

プロフィール
原田 啓之(はらだ ひろゆき)さん
医療法人清明会 障害福祉サービス事業所「PICFA」施設長
重度の障がいがある兄との生活を原点に、「福祉を受ける側ではなく、変える側に回る」ことを志す。大学在学中より療育の現場に関わり、学生主体の療育キャンプを企画。卒業後は高齢者施設で指導員として勤務し、本人主体のケアやレクリエーション改革を実践。その後、「アトリエブラヴォ」の立ち上げに参画し、2017年、医療法人内に日本初のアートを仕事にした就労支援施設PICFA(ピクファ)を設立。
https://picfa-shop.jp/

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