暮らしの中に静かな魅力が息づく基山町。歴史を感じる寺院の風景、国道沿いで親しまれる昔ながらの味、感性豊かなお店やカフェ。飾らない日常の風景や営みが、この町らしさを形づくっています。歩く速度を少し緩めて巡れば、人と土地の距離の近さや、日々の営みの中で育まれてきた時間の積み重ねをふと感じられるはず。
ふらりと立ち寄るだけでも心にやさしく残る基山町のおすすめスポットを、医療法人清明会 障害福祉サービス事業所「PICFA」の皆さんに教えていただきました。
総本山本福寺





豊かな自然に抱かれた「総本山本福寺(ほんぷくじ)」朱色にそびえる西日本最大級の五重塔や壮麗な本堂は、地域のランドマークとして町内外から多くの参拝者を迎えています。四季折々の風景とともに、境内からは筑後平野の絶景を一望でき、散策するだけでも心が穏やかになるスポットです。
大興善寺



その名の通り、寝そべった犬の横顔のような形をしたこのユニークな石は、庭園の静かな雰囲気の中で訪れる人の目を引きます。
大興善寺(だいこうぜんじ) は、奈良時代に開かれた歴史あるお寺です。参道の石段や茅葺屋根の本堂を囲む豊かな自然が、訪れる人に季節の彩りと静かな時間を届けます。緑に囲まれた境内には散策路や石段が続き、歩いて巡るだけでもほどよい運動に。澄んだ空気の中で四季の風景を楽しみながら、身も心もリフレッシュできる場所です。
丸幸ラーメンセンター




国道3号線沿いで長年愛される久留米ラーメンの名店。豚骨100%のスープは、高圧ボイラーで一気に炊き出すことで、臭みが少なくコクのある味わいに仕上げています。麺とよく絡む、伝統の豚骨スープは観光客にも人気。ラーメンや丼付詰め合わせセットなどの通販もあり、自宅でも丸幸ラーメンを味わえます。
841(ハチヨンイチ)





オーダーメイドのアパレルショップ「841(ハチヨンイチ)」は東京出身の若きデザイナー梁井鉄平さんが手がけるオリジナルブランド。ブランド名は基山町の郵便番号に由来し、古き良き雰囲気を生かした空間で“一点物の服づくり”をしています。すべての洋服は店頭で採寸し、身体にぴったり合うオーダーメイドで仕立てられ、好きな素材やデザインを選べるのが魅力です。カジュアルな普段着からアクセントある一着まで、自分だけのスタイルを叶えるショップとして訪れる価値あり。
スイーツ&惣菜カフェあじさい




2025年にオープンしたスイーツ&惣菜カフェ「あじさい」。アイスクリームや回転焼きなどのスイーツをはじめ、串揚げやハンバーガーといった惣菜・軽食が楽しめるスポットです。テイクアウトはもちろん、外のイートインスペースでゆっくり過ごすこともできます。飲食店での経験豊かなオーナーが作るフードは、見た目も味も楽しいメニューが揃います。パーティー用オードブルの注文にも対応しており、基山町の憩いの場として地域の人々にも親しまれています。
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佐賀県基山町の静かな町なかで、「アートを仕事にする」という新しい福祉のかたちを実践するPICFAの施設長原田さんにお話を伺いました。
▼原田さんインタビュー
【インタビュー】福祉の当たり前を問い続ける──原田啓之さんとPICFAがつくる、「福祉 × アート」という新しい日常 | よみもの | 佐賀県地域づくり公式サイトさがじかん
プロフィール
原田 啓之(はらだ ひろゆき)さん
医療法人清明会 障害福祉サービス事業所「PICFA」施設長
重度の障がいがある兄との生活を原点に、「福祉を受ける側ではなく、変える側に回る」ことを志す。大学在学中より療育の現場に関わり、学生主体の療育キャンプを企画。卒業後は高齢者施設で指導員として勤務し、本人主体のケアやレクリエーション改革を実践。その後、「アトリエブラヴォ」の立ち上げに参画し、2017年、医療法人内に日本初のアートを仕事にした就労支援施設PICFA(ピクファ)を設立。
https://picfa-shop.jp/







