さがさいこう! 感謝のラストざわもえ
- 2022.03.29
- written by 鵜飼 優子

皆さん、ごきげんいかがでしょうか?「佐賀のお山の100のしごと」編集部の鵜飼です。
ああ、きちゃいました。最後のざわもえ。地域おこし協力隊として、間もなく卒業を迎えます。ですので、ざわもえはこの記事が最後です。
ところで、「ざわもえ、ざわもえ」言っているけど、改めてご説明すると、佐賀のお山の100のしごとの中には記事のカテゴリーが「100のしごと」と「ざわもえ」の2つあります。
ざわもえという言葉は造語で、佐賀の暮らしの中で「ざわざわ」感じたり、「もえもえきゅんきゅん」したことを略して、「ざわもえ」と呼んでいました。日々の中でざわもえしたことを編集者それぞれの目線で書いてきた記事です。
今回は、ざわもえ記事がラストなので、とにかく「ありがとうございました」ということを書いていきたいと思います。
佐賀暮らしでざわもえしたこと

仕事が終わる帰り道で、いのししに遭遇してざわざわしたり、季節ごとの植物の美しさや手仕事の高菜漬けの美味しさにきゅんとしたり、日々ざわざわ、もえもえしていた佐賀暮らしでした。
その中で特にきゅんとしたのは、佐賀のお山の皆さんのあたたかさです。
取材させていただいた皆さんはもちろん、地域で出会った皆さん、佐賀県庁の皆さん、出会ったすべての皆さん……。ほんとにやさしく、あたたかい愛で接していただきました。
なんでこんなに皆さん、よそもんの私にあったかく接してくれるんだろう?と思うくらい。
取材では、こういう仕事が初めてにもかかわらず、行く先々、サービス精神旺盛でお話を聞かせていただき、帰りになぜかお土産いただいて(笑) 毎回とっても楽しくて、濃い時間を過ごさせていただきました。

地域のお山の皆さんには、お野菜を分けてもらったり、温泉では元気にしてるねって声かけてもらったり、日常のあらゆる場面で「ひとりで生きているんじゃない」だなと、ぬくもりやつながりを感じました。おしゃべりすることが大好きなわたしは皆さんとお話しすることで楽しく日々を過ごせました。

写真展たくさんの方に来ていただき感謝です。
お山から少し離れた佐賀県庁の皆さんは記事を読んでくださり、お山にも足を運んでくださり、いつも応援してくださっていました。
関わってくださった皆さんの優しさ、あたたかさにほんとにきゅんきゅんした日々を過ごしました。
改めて感謝を申し上げます。こんなに感謝を伝えて、「あんたどこかへ行くとね」って言われそうなのですが、今後も佐賀県にお世話になります。
ですので、感謝とともに今後もよろしくお願いします!! 佐賀のお山におります。
今後、鵜飼は何をするのか。次の見出しへどうぞお進みください。
鵜飼の今後は恵良農園でファーマーに。そしてこどもの翻訳家になります!

取材もさせていただいた恵良農園の恵良さんところへ今年の4月から仲間入りをして、富士町で農業に携わります!
土に触れて、自分自身が健康な生活をしながらおいしい野菜を作ります。ぜひ恵良農園にも遊びに来てください。
野菜を作ること、恵良さん夫婦と一緒に働くこと、わたしの喜びです。恵良さん、どうぞよろしくお願いします!
そして、もうひとつ。これは個人的にずっとやりたいかったことなのですが、こどもとおとなを繋ぐ「こどもの翻訳家」になりたいと思います。

こどもへの言葉がけで、こどもとの暮らしがぐっと楽に楽しくなると思っています。
例えば、「両手で持とうね」でなく「ふたつの手で持とうね」というだけでこどもには伝わりやすいです。
そういった日常のささいな言葉がけで、こどもはぐんぐん伸びるし、周りにいるおとなももっと楽にいきいきと、こどもと共に暮らせるのではと考えています。
なぜそういったことをしたいかというと、家族というグループが幸せに暮らすお手伝いがしたいのです。
私自身、幼少期の家庭環境にコンプレックスがありました。痛みだらけでした。だけど、その痛みを受け入れて、自分はどうしたいのかと考えたときに、家族が幸せであってほしい。そのためにこどもとおとなに橋をかける存在でありたいと思いました。子どもだけ、大人だけでなく、両方に、家族に寄り添いたいと思っています。
なので、今後「こどもの翻訳家」としても活動したいです。
もちろん、主軸は恵良農園で働くことなので、恵良農園に来てくださった家族を受け入れながら、こちらはゆっくりマイペースに活動していきたいと思っております。
こどもというワードになると熱くなってしまい、長くなってしまいます(笑)鵜飼の今後の報告は以上です。
最後に

地域おこし協力隊として迎えてくれたNPO法人Murarkの皆さん。
ほんとにありがとうございます!皆さんが受け入れて、いつもともにいてくださったから続けることができました。感謝でいっぱいです。これからもお山の仲間としてどうぞよろしくお願いします!
ありがとう佐賀県! ありがとう佐賀のお山の皆さん! ありがとうさがんもん!
さがさいこう!


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<取材記者>
鵜飼 優子
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
鵜飼 優子「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身、ひつじ年。今まで暮らしたことのある地域は、北軽井沢、阿武、萩、佐伯、そして個人的にもご縁を感じている佐賀のお山にやってきました。幼稚園教諭やドーナツ屋さんなど様々なことにチャレンジしています。将来は、こどもとお母さん、家族が集える場所を作ることが目標。佐賀のお山の暮らしを楽しみながら情報発信しています。

