2022年になって感じること
- 2022.01.30
- written by 鵜飼 優子

あけましておめでとうございます。2022年始まりましたね。
あっという間に1月も過ぎていきました。ことわざで「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」とありますが、ほんとにその通りだなと感じる日常です。皆さんも年度の総集編な日々を過ごしていることと思います。
さて、わたしも「佐賀のお山の100のしごと」の総仕上げの時期に入ってきました。
私たち佐賀のお山の100のしごと編集部は、地域おこし協力隊の制度を利用しているので、もともと任期が決まっています。なんと残り3か月弱。今年の3月末までです。
私の出身は、大阪です。25年間は大阪に住んでいて、そのあと、5年くらいはいろんなところで暮らしたり、大阪に戻ったりしていました。

佐賀に住むようになったのは約2年前。この仕事がきっかけです。おかげさまで、日々楽しく暮らしています。

2年経って、地域のひとと関係性を作ってこれて、自分のやりたいことも見えてきました。
何より佐賀が大好きになりました。大阪から来ましたと伝えると、照れ隠しなのか「ようこんななんもなかところへ。(何もないところにきたね)」と言われます。
だけど、これはほんまに声を大にして言いたい。

わたしからしたら「佐賀はぜんぶある!!!」
海も、山も、川も、干潟も。おいしい水も、食べ物も、温泉も。
何よりさがんもん(佐賀のひと)の人柄。わたしはさがんもんの皆さんのおかげさまで、暮らしています。佐賀が地元の人はもちろん、移住して佐賀に暮らしているひともさがんもんです。

あたたかさを持っていて、熱いものをうちに持っている、どや感がなく、熱く静かに燃えている感じ。まさに葉隠れのようなさがんもんの皆さん。
すごく好きになりました。
そんなさがんもんの皆さんがわたしを受け入れてくれたから、この日常があります。
愛が溢れすぎて、熱くなっています(笑)

佐賀県の環境も好きで、大きすぎず小さすぎず、コンパクトな県だと思います。
と言いつつ大阪のほうが面積小さいんですけどね。(笑)
コンパクトな分、佐賀県内あちこち回りやすいので、お山に住んでいても、広ーーーい佐賀平野でバルーンを見たり、干潟のある海を味わえたり、住んでいる環境とは違うところも味わえるのもいいなと思います。

佐賀県全体の人口が約81万人。私の出身である大阪府の高槻市だけでも人口は約35万人。佐賀県の人口の少なさを感じるというか、大阪の人の多さを感じます。わたしにとっては、どこに行っても行列や渋滞があまりなく、人と人の間にスペースがあるのが、いいなと思っています。だけど、人がさらに減っていく問題などももちろんあります。そのために佐賀県の外の人に向けて、佐賀100編集部も情報発信しています。

佐賀と繋がるひとが増えたらいいなと思っています。繋がったら大好きになっちゃうくらい魅力的なところです。そんな魅力を少しでも知ってほしいなと思いながら、日々過ごしています。
伝えるためには、発信活動も大事ですが、何よりわたし自身が佐賀県での日々を楽しむことが一番。皆さんのおかげで楽しく過ごしています。ほんとに佐賀の皆さんと環境と動植物たちみんなに感謝。心から佐賀に出会えて幸せです。

「佐賀愛強すぎるやん。地元はいいの?」と思うかもしれませんが、佐賀県と同じくらい地元高槻が大好きです。家族や友達がいつだって地元から応援してくれているから、今のわたしがあるんです。だから地元高槻も、もちろんらぶ。高槻のみんなに佐賀を紹介して、興味もってくれたらいいなって思っています。
今は世の中の動きがあるから、声を大にして「おいで、おいで」と言えないのが残念ですが、佐賀に興味を持ってくれている人はたくさんいるので、早く行き来できるようになってほしいなと切実に願っています。落ち着いたら「みんな佐賀に来てね笑」
前向きに書きましたが、良さをより強く感じるようになったのは最近です。2年かかりました。これからもっと佐賀暮らしを楽しみたいです。趣味がおさんぽなので、「佐賀県内を歩いて1周とかいつかしてみたいな」なんて夢みています。
それでは、みなさま今年もよろしくお願いします!
「佐賀のお山の100のしごと」をどうぞよろしくお願いします!


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<取材記者>
鵜飼 優子
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
鵜飼 優子「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身、ひつじ年。今まで暮らしたことのある地域は、北軽井沢、阿武、萩、佐伯、そして個人的にもご縁を感じている佐賀のお山にやってきました。幼稚園教諭やドーナツ屋さんなど様々なことにチャレンジしています。将来は、こどもとお母さん、家族が集える場所を作ることが目標。佐賀のお山の暮らしを楽しみながら情報発信しています。

