素敵な年になりますように! 佐賀の初日の出スポット「天山」
- 2022.01.10
- written by 山本 卓

ついに2022年も始まりました。
明けましておめでとうございます。地域の編集者すぐポン太です。
1年の始まりは、毎年恒例となっている初日の出の撮影です。
みなさまに佐賀の初日の出をお届けしたく、佐賀県にあります「天山(てんざん)」に行ってまいりました。
極寒ではありましたが、とてもいい気持ちで新年を迎えることが出来ました!
寒さに負けず、耐え抜いて思うこと。「地球は早かった!」

天山とは、佐賀県のほぼ中央にある山でございます。唐津市、多久市、小城市、佐賀市にまたがっており、標高は1,046m。山頂から見るパノラマビューは絶景でございます。
登山口まで車で向かいましたが、途中から道路が真っ白になっていました。
そうです「路面凍結」です。
去年はツルツル滑り断念せざるを得ない状況でしたので、今年もダメかと思いましたが、ゆっくりと気を付けながらなんとか登山口までたどり着きました。山頂までは何本かルートがありますが、「最短で山頂まで登れるよ」と聞いたので、今回は天川登山口から登ることにしました。

6時23分。車を停め、山頂に向けて歩き始めたんですが、この日は予想最低気温が-7度ということもあって、登山道が氷で覆われていました。スケートリンクの上を歩いているような状態の場所がいくつかありました。一歩一歩ゆっくりと歩みを進めます。
6時49分。山頂に着く頃には、うっすらと明るくなっていました。きれいでしょう! この朝焼け。地平線が赤く染まっていて、まだ青黒い空とのコントラストが素晴らしい。これを見るだけでも「来てよかった」と思いました。

この日は風が強かった。周りに遮るものがない環境なので、肌にビュービューと冷気が当たる。
体感温度は、-10度ぐらいだったのでは。
近くにいる子供たちが「靴下2枚重ねているのに、寒すぎる!」って叫んでいました。
元気だなって感心。それを横目に、僕はというと……。喋りもできないぐらい冷え切っていました。(笑)
レンズもカメラバックも凍っているぐらいですから。

寒さに耐え、待つこと20分。その時は来ました!
次第に明るくなってくると、周りから「わー」と歓喜の声が上がってまいります。
そして太陽が「ぴょっこりはん」です!(笑) ゆっくり出てくるのかなって思うじゃないですか~。違うんですよね。
顔を出した太陽は、ものすごいスピードで上がってきました。地球は時速約1,700kmもの速さで周っているといいますから、宇宙を実感しましたね!
「やはり地球は早かった!」
思い出に残る一日の積み重ねが最高な一年になる

いかがでしたでしょうか? 2022年の天山からの初日の出。先月の記事でも書きましたが、1年経つのが本当に早く感じます。だからこそ、1日1日を楽しく笑いながら生きていこうと思います。大変なこともあるし、しんどいことだってたくさんある。だけど……。
「今日という日は、今日しかない。楽しまなきゃもったいない!」
1日1枚写真を撮るのもよし、日記を書くのもよし、SNSに投稿しておくのもよし。1年後、振り返った時に、こうした記憶の積み重ねが最高な1年に感じられるきっかけになるのではないでしょうか。
皆様にとって2022年が最高な1年になりますように。


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<取材記者>
山本 卓
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
山本 卓「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身。10代のころから役者を志す。夢を叶えてCMや大河ドラマをはじめ映画や舞台で活動。劇団「ブラックロック」の主宰を経て、海外公演を自主企画で成功させる。その後、キー局情報番組のディレクターとして番組制作に携わる。夢は日本を動かした100人になること! 地域の人に密着した動画作成や、人の顔が見えるマップを作りたくて移住を決意

