秋の佐賀のお山めぐり第2弾~井原山に登ってみた!
- 2021.11.29
- written by 鵜飼 優子
皆さん、こんにちは! 佐賀100編集部うかいです。前回のざわもえ記事で、「鬼ヶ鼻岩」に登ってから、山に登りたい欲求がむくむくと湧いてきました。
私たちが住む佐賀のお山は、佐賀県の北部の中山間地域で福岡との県境になります。
この福岡県と佐賀県の県境にまたがる山々を背振山系と言います。
全長約70キロ、東西に長く、最高峰は脊振山(標高1,055m)です。
今回は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市の境に位置する井原山に登ることにしました。佐賀市富士町の古場(こば)という集落からのルートです。

この登山道入り口から3㎞ほど車で進んでいきます。このあたりの地元の小学生たちは、この道を歩いて、登っていくそうです! たくましい。私は、車で林道を抜けていきます。
上まで行くと、道が広くなり駐車できそうなスペースがあるので、ここへ車を停めて、スタートです。


登山口というわかりやすい看板が立ってます。

登り始めは、コンクリートの道を進んでいきます。途中に家や別荘らしき建物もありました。

落ちている葉っぱが色づいていて綺麗です。何かの足音にも見える葉っぱ。

いよいよコンクリートの道から登山道へ。
この日は、天気もよく、3枚くらい重ね着をしていたので登っているときは、暑いくらいで、ダウンなどの上着はいりませんでした。

方向音痴な私でも迷わず登れるくらい、道はわかりやすかったです。ただ帰り道は、行きと同じ道でも景色が違って見え、間違った道を進んでしまいました(笑)

そうそう、迷ったときは、赤いテープが目印。この目印は、方向音痴な私にわかりやすく、ありがたいです。

山頂への札が見えてきました。よし、もうすぐ山頂だと思って喜んでいたのですが、ここから思ったより登っていきます。(私の体感です)

登りがあって、下ってまた登って……を繰り返し、空が近くなってきました。もうすぐ頂上かな。紅葉も見事です。土の感覚や風の音、五感で自然を感じられて、だんだん心が解放されていくのが楽しくて、わくわくしながら登りました。

こういう道もはっぱを踏みしめて、歩くのが楽しいです。

よし、頂上はすぐそこだ! どんな景色が待っているかな?

いえーい、頂上へ到着。写真を撮りながら、ゆっくり登って1時間くらいでした。

頂上から見る景色って気持ちいいですよね。この日は、ほかにも登山されている方がいらっしゃいました。暖かくて、風もそんなになく、頂上でも寒くなかったです。

こんな風に岩があって、頂上も広いので、どの岩に座ろうかと選べます。
私も座りやすそうな岩を見つけて、一休み。お弁当をいただきます。頂上で食べるご飯も楽しみのひとつですよね。

この日のお弁当は、前日にごはん会があったので、その残りをいただきました。皆さんのおかげで美味しい山飯が食べられました! ありがたや。お外で食べるごはんってなんでこんなに美味しいんでしょうね。景色も一緒に味わって、ぜいたくな時間を過ごしました。
食べたら、ぽかぽか気持ちよくなって眠たくなってきて少しうとうと。この日はほんとに暖かかったので、お昼寝にもってこいでした。
帰りは来た道を戻ります。下りがほとんどなので、すいすい。行きより早く感じます。

途中、聞こえてくる水の音がとっても心地よくて、ほっとしました。
行きと同じ道で帰ったのですが、景色が違ってみえて、新鮮でした。

無事に帰宅。今回の山行も心地よかったです。山に登りたいなと思ったら、すぐ登りに行ける環境はいいですね。
私の初めての山登りは小学生のときでした。おじいちゃんと一緒に登りました。その時に、山を歩く楽しさを感じ、今でもずっとその感覚が残っています。その時、ヘビを初めて見たのもいい思い出。それから今、お山の近くに住んでいるって不思議なご縁だなと思います。
これから寒くなっていきますが、秋とは違う冬の山も登ってみたいなと思っています。皆さんもぜひ山登りを楽しんでみてください。


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<取材記者>
鵜飼 優子
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
鵜飼 優子「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身、ひつじ年。今まで暮らしたことのある地域は、北軽井沢、阿武、萩、佐伯、そして個人的にもご縁を感じている佐賀のお山にやってきました。幼稚園教諭やドーナツ屋さんなど様々なことにチャレンジしています。将来は、こどもとお母さん、家族が集える場所を作ることが目標。佐賀のお山の暮らしを楽しみながら情報発信しています。

