秋の佐賀のお山めぐり~鬼ヶ鼻岩に登ってみた!
- 2021.10.31
- written by 鵜飼 優子

こんにちは。佐賀100編集部のうかいです。私たちのメディアは、「佐賀のお山の100のしごと」という名前で、佐賀北部のお山で活動しています。
普段、お山に囲まれて生活しているのですが、身近すぎてか、近くにある山に登る機会がなかなかありませんでした。
佐賀県のお山は、アルプスのようにどーんとそびえ立つ高い山ではないけれど、低山で登りやすく、たくさんの美しい景色に出会うことができます。山の道も整備されていて、頂上の近くまで車で行くことができ、お山初心者が登りやすいのも佐賀のお山の魅力ではないでしょうか。
福岡県と佐賀県の県境にまたがる山々を背振山系と呼び、それぞれの山はとても豊かです。
今回は超初級編で「鬼ヶ鼻岩」に登ってきました。鬼ヶ鼻岩は、名前の通り山頂に岩があり、そこから見る景色はまさに絶景でした!
初心者でも大丈夫! 20分で見れる絶景プチ登山。

鬼ヶ鼻岩を目指すルートは、何種類かあるのですが、今回は、佐賀市三瀬村の井手野地区から登りました。
お馴染みGoogleマップで井手野登山口まで行きます。
そこまでの道中の景色も美しくて、感動しました。

紅葉していく緑と赤と黄色が混ざっているのも綺麗ですよね。

井手野登山口に着きました。大きな標識が見えます。この標識の右手に駐車場がありました。

ここに停めても登れるのですが、この先も舗装された道が続くので、さらに椎原峠方向へ進みます。そうすると「椎原峠西」まで行くことができます。

道の終わりの路肩に2、3台くらいは車が停められそうでした。ですがやはりこの道は細くて、離合することもできないのであまりお勧めはできません。歩いたほうが無難だと思いました。

椎原峠西まで行くと、鬼ヶ鼻岩まではなんと20分程で登ることができます! 案内板の金山と書いてあるほうに進みましょう。

私は、間違えて逆方向に進んでました。(笑)20分くらい歩いたのに、「あれ?鬼ヶ鼻岩にたどり着かないぞ」と首をかしげていると、おじさまが通りかかり道を教えてくれました。ありがたかったです! 山で迷ってしまったときはひとまず、一度来た道を戻るのが鉄則です。
今回は、短い登山なので大丈夫だったのですが、がっつり登るときは、あらかじめしっかりルートを確認して、マップを持って登らないといけませんね。特にわたしみたいな方向音痴の方は、しっかり準備していくか、だれかと一緒に登ったほうがいいかもしれません! とにかく安全第一に山を楽しみましょう。
と少し横道にそれたのですが、いよいよ鬼ヶ鼻岩へ。ほんとに20分くらい歩くだけで、たどり着きます。
案内板もしっかりあるので、安心です。山では、道しるべとして、赤いテープが巻かれているので、道があっているか不安なときは赤いテープを探してみてくださいね。

いよいよ鬼ヶ鼻岩山頂へ。

迷った分時間はかかってしまったのですが、着いたとたんに景色がひらけて、青い空と街並みと山々が見えて、感動しました!

岩の下はこんな感じで、高いのが苦手な方は怖いかもしれませんが、開放的でめちゃくちゃ気持ちよかったです。

20分でこんなきれいな景色が見れるって、最高ですよね。登山をあんまりしたことがない方でも楽しめると思います。しばらく景色を堪能して、ぼーっとしていました。
私は気づかず、降りてしまったのですが、反対側は有明海も見れるみたいです!
山の稜線も美しくて、見とれました。
まとめ

今回、気軽に登れる「鬼ヶ鼻岩」からチャレンジしたのですが、登ってみるとまた違う山にも行ってみたいとどんどん欲が出てきて、脊振山系の登山ガイドの本も借りてみました。次は、どの山にどんなルートで登ろうかなぁ。楽しみです。
山の楽しみ方っていろいろありますが、道中の景色もひとつかなと思います。光が美しかったり、植物が不思議な綺麗さを持っていたり、おかげでとてもリフレッシュできたので、皆さんも身近にある山から登ってみるのはいかがでしょうか?


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<取材記者>
鵜飼 優子
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
鵜飼 優子「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身、ひつじ年。今まで暮らしたことのある地域は、北軽井沢、阿武、萩、佐伯、そして個人的にもご縁を感じている佐賀のお山にやってきました。幼稚園教諭やドーナツ屋さんなど様々なことにチャレンジしています。将来は、こどもとお母さん、家族が集える場所を作ることが目標。佐賀のお山の暮らしを楽しみながら情報発信しています。

