梅雨の時期のお楽しみ
- 2021.06.24
- written by 鵜飼 優子

こんにちは、佐賀100編集部うかいです。6月といえば梅雨。今年は、例年に比べ一段と早く梅雨入りしましたね。
梅雨入りして雨がずっと続くのかと思いきや、晴れ間もあり、30度を越える暑い日もありましたね。
梅雨でどんよりしがちなこの時期ですが、わたしはとっても楽しみな季節でもあります。
その理由は……「ホタル」 です!!
佐賀のお山は、水がとってもきれいで、ホタルが住みやすい環境が残っていて、美しいホタルを見ることができます。
地方に住むようになってから、ホタルという6月の楽しみが増えました。
ホタルが飛び始めるのは、5月下旬~7月頃まで。地域やホタルの種類によっても違うので、はっきりは言えませんが、6月に入るとそろそろホタルの時期だなと思います。
私は、6月の初旬から富士町の「雄淵雌淵(おぶちめぶち)公園」でホタルを見ました。1週間ずらしたりして何回か、見に行ったのですが、たくさん飛ぶ日とそうじゃない日があるようです。

ホタルがたくさん飛ぶ日には、いくつか条件があります。
・曇っていて、月明かりがない
・蒸し暑く風がない
・夜8時から9時くらいがピーク
私が一番多くホタルを見れた日は、ちょうど新月近くで風もなく蒸し暑い夜でした。
ちょうど条件通りの日ですね。

この日は、夜8時前からスタンバイしていました。だんだん空が暗くなっていき、ホタルの淡い光がふわ~ふわ~と現れて「あ、ホタルいる」と見つける瞬間も楽しいですよね。
20時半すぎには、あっちにもこっちにもいたるところにホタルが飛んでいて、ほんとに綺麗でした。

家から車で5分くらいのところで、ホタルが見れるって感動的です。山があって、綺麗な水があって、守っている地域の方々がいて……。ありがたいことです。
先日、参加した地域の草刈りでも「あの草は、ホタルの住処やけん、刈らんでね」とおっしゃっていました。こうやって、ホタルが住む環境が守られているのですね。
ホタルを見ることができたのも、地域のみなさんのおかげですね。
皆さんもぜひこの梅雨の時期ならではの、ホタルを味わってみてくださいね。
雄淵雌淵公園(おぶちめぶちこうえん)

駐車場もあります。



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<取材記者>
鵜飼 優子
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
鵜飼 優子「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身、ひつじ年。今まで暮らしたことのある地域は、北軽井沢、阿武、萩、佐伯、そして個人的にもご縁を感じている佐賀のお山にやってきました。幼稚園教諭やドーナツ屋さんなど様々なことにチャレンジしています。将来は、こどもとお母さん、家族が集える場所を作ることが目標。佐賀のお山の暮らしを楽しみながら情報発信しています。

