【夏間近?!】自宅で採れた梅でシロップをどうしても作りたい衝動が、私を突き動かす!
- 2021.05.30
- written by 山本 卓

どうも~地域の編集者すぐポン太こと山本卓でございます。
私が、梅シロップに出会ったのはちょうど1年前、三瀬村の農家民泊『具座(ぐざ)』さんから畑について教えていただいている暑い夏の事でございます。畑の作業を終えると、氷の入った飲み物を差し入れてくださいました。一口飲んで「なんだこのさわやかで、幸せな飲み物は?!」と心奪われたものです。それが私と梅シロップの出会いでした。あれから1年、来る日も来る日も梅シロップのことで頭がいっぱいでした。
……ついに今年。
自家製梅シロップ作りに挑戦する機会が訪れました。
自宅の庭に梅の実がなっていたのです!

梅の実を見つけた瞬間、叫んじゃいましたよね!
「梅の実があるぞー!!」って。(笑)
先日の記事でも書きました。タケノコを見つけた時の興奮が再びです!
梅シロップ作りに初挑戦してみました!
梅シロップの作り方。

まずは準備をしましょう。
自宅の庭に実った青梅を使用します。近くで見ると梅の枝がトゲトゲしてましたので、収穫の際は軍手などをして、ケガに注意してくださいね。
それでは、料理もあまりしない、不器用な私が実際に作っていきたいと思います。
準備するものはシンプルです!

材料:梅:500グラム
氷砂糖:500グラム
酢:大さじ2(30㏄)
保存瓶 1個
梅の下準備はポロっとヘタを取り除く作業から始まります。

梅を洗う前にしていただきたいことは、ヘタを取り除く作業です。細かい作業が得意でない私ですが、竹串を使って一つ一つ丁寧に取っていきます。
……。ポロ。
「あれ、こんなに簡単に取れちゃった」

細かい作業に対して苦手意識があった私ですが、次から次へと。
それはまるで大阪のたこ焼きをひっくり返すかのようにクルンクルンと竹串を使っていました。
大阪人でよかった!!(笑)
次に、梅の実をしっかりと洗います。自宅がある富士町の新鮮な井戸水を使いまして、汚れを落としていきます!

次に、キレイな布巾を使って水分を拭き取りましょう。

一つ一つ拭き上げていると、わが子のようにかわいく愛着が出てきますね。(笑)
拭き終わりましたら、
1時間ほど日があまり当たらない場所で乾燥させましょう。

どうですか? なんか可愛くないですか??
今年37歳、中年男性の私がニヤニヤ写真を撮っています。(笑)
梅を乾燥している間にやっておきたいのは、保存瓶を殺菌する為に熱湯をかけてから、瓶を乾燥させること。

下準備はこれで完了です。ではさっそく梅シロップの作り方でございます!!
梅シロップ作りは交互に重ねるミルフィーユ。

保存瓶に氷砂糖を入れ、その上に梅を入れる。

そしてまた氷砂糖。というように交互に入れていきましょう。

重ねてみるとなんだかミルフィーユのように見えてきました!(笑) これもまた可愛い!
最後に酢を注ぎ入れてからふたを閉め、涼しいところに保管します。
「ゆっくりおやすみなさい、梅シロップちゃん!」

毎日1回から2回程度、軽くゆらしてあげるそうです。すぐ飲めるわけではないので、完成まで2~3週間ほどはゆっくり梅のエキスが出てくるのを楽しみに待ちます!
興味のあることに挑戦することが楽しい山の生活。
いかがでしたでしょうか? 梅シロップ作り。簡単だったでしょう!
今年の夏は、この梅シロップを炭酸で割って……。
うん! 想像しただけで、この夏がさわやかになること間違いなしです。
私、移住生活はのんびりするものだろうと思っていました。でもいつも時間が足りません。これまで興味がなかったことも、佐賀の山に来たらすべてが新鮮に感じられ、すべての事に興味が沸き、気づけば一日が終わっていく。これが移住の醍醐味なのだと、今思うんです。
30歳をすぎると日常に新しいことなんて、あまりないのかもしれません。しかし、この記事を読んで「梅シロップ作ってみよう」と興味が出たら、ぜひ実際に作ってみてください。いままで気づかなかった些細な出来事に気づき、新しい自分を発見できますよ。
そして、もし佐賀のお山が気になったら、ぜひ遊びに来てくださいね。
すぐポン太は佐賀で皆様のお越しを梅シロップと共にお待ちしています!


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<取材記者>
山本 卓
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
山本 卓「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身。10代のころから役者を志す。夢を叶えてCMや大河ドラマをはじめ映画や舞台で活動。劇団「ブラックロック」の主宰を経て、海外公演を自主企画で成功させる。その後、キー局情報番組のディレクターとして番組制作に携わる。夢は日本を動かした100人になること! 地域の人に密着した動画作成や、人の顔が見えるマップを作りたくて移住を決意

