体いっぱいに自然を感じる旅に出よう! 唐津市七山編
- 2021.02.27
- written by 山本 卓

旅に出る。まだ見たことのない風景に想いを馳せ、こう思うでしょう。
「遠くへ行きたい」
旅。それは人生に幸福な時間を与えてくれるものではないでしょうか?
どうも地域の編集者山本卓でございます。コロナ禍で、旅に出ることもできずで、自粛ストレスがマックスではないですか? 自粛期間が明けたら是非来てもらいたい、そんな佐賀のお山の散歩道を、ご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、佐賀県唐津市七山でございます!!!

唐津市七山は、以前インタビュー記事でも登場してくださった鳴神温泉「ななのゆ」がある地域でございます。里山の風景が広がり、訪れる人の心を癒してくれる場所です。夏には渓流滝登りイベントが開催されるなど、自然を生かしたイベントが多く開催されています。
その自然を堪能しようというのが、今回の密を避けた旅の目的であります。
国道323号を走り、里山を抜け、坂道を上がる。里山を一望できる駐車場に到着。この場所からの眺めは、「絶景」と言っても過言ではないでしょう!
そして、なんといっても空気がうまい!

「あ~最高だ!」と思わず深呼吸をしてしまうほど。駐車場の一画に手作り感満載の看板を発見。

「なになに? わけありカップル7分間。幸福カップル2分40秒」
2分40秒?! ということは、160秒?? めっちゃ端数ですやん!!(笑)
佐賀県には、デートスポットがたくさんありまして「七ツ釜」や「波戸岬」なんかも有名ですね! カップルのみんな! 是非七山のカップルベンチで愛を語り合っちゃってください!
ニヤニヤした顔で次に向かったのは、日本の滝百選にも選ばれた「観音の滝」です。

入り口には大きな橋があり、その脇の遊歩道を下って観音の滝へ向かいます。遊歩道を下りながら間近で見る橋のダイナミックさは、心を躍らせますね! こんな大きなものをよく作れたもんだと感心します。橋萌えでございます!
遊歩道を下りると、ついに「観音の滝」到着です!

日本の滝百選に選ばれた「観音の滝」は、高さ45m、幅10m。滝つぼの近くまで行くと、
豪快な音が気持ちよく、マイナスイオンが「これでもか?!」と体に染み込んでくるようです。

みなさんも旅に出たら「滝」に絶対に行きません? あれって何なんでしょうね?(笑)
でも気持ちはわかります! 実際に僕も行っちゃいますから。(笑)
もっとマイナスイオンを感じたい方にオススメしたいのは、ここ!

「清めの渕」です。観音の滝から、山道を登っていくのですが、安心してください。ちゃんと階段が整備されています。5分ほど登ると小さな神社のような建物が見えてきます。その奥へと進むと、清めの渕が現れます。この場所は、観音の滝の頂上に位置するので、豪快な川の流れかと思いましたが、滝つぼとは違い、上流の川の流れは穏やかでした。

「清めの渕」には、大きな岩がいっぱいありました。
さて皆さま、「最近、自然の中で何も考えずにボーっとすることありますか?」
僕のオススメの癒され方は、岩の上に寝転がり、川の音を全身に感じるというものです。
想像してみてください。ゴロンと岩に寝転がる。ひんやりとした岩の感触が伝わってくる。スーッと風が肌をなで、サラサラと耳元で水の流れる音を聴く。いつの間にか自分が自然の中にいることを実感してきます。自然を肌で感じるこの感覚。
んもう!! 最高でっす!!
「はい! 山本卓清められたー!!(笑)」
開放的な気分になり、心身ともに清められた七山散歩。やっぱり旅に出ることは、人生を幸福にする時間でした。里山の風景も最高ですし、川もきれい、空気もうまい。
ほんということなし!!
最後に七山から素敵なお言葉をいただきました。

「置いて帰っていいのは 足あとだけ 持って帰っていいのは 思い出だけ」
思い出は、しっかり持って帰りますね!!
ストレス抱えて倒れる前に、佐賀県唐津市七山へ、遊びに来てくださいね。


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<取材記者>
山本 卓
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
山本 卓「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身。10代のころから役者を志す。夢を叶えてCMや大河ドラマをはじめ映画や舞台で活動。劇団「ブラックロック」の主宰を経て、海外公演を自主企画で成功させる。その後、キー局情報番組のディレクターとして番組制作に携わる。夢は日本を動かした100人になること! 地域の人に密着した動画作成や、人の顔が見えるマップを作りたくて移住を決意

