移住先ってどう選ぶの? わたしと佐賀県の出会い
- 2020.11.16
- written by 鵜飼 優子

こんにちは、地域の編集者の鵜飼です。
週に一度、編集部でミーティングをするのですが、ふと「移住って何だろう?」という話題になりました。
移住をする人は、「何で生まれた土地とは違うところへ引っ越すのだろう?」と。かく言うわたしも、地元大阪を離れ移住してきた1人です。
そこで今回は、編集部3人それぞれ移住エピソードを書いてみようということになりました。それぞれ違うきっかけで佐賀県に引っ越したので、読み比べていただくと面白いと思います!
佐賀県との出会いは、1人旅
佐賀県との出会いは遡ること5年前。当時、わたしは地元大阪で幼稚園教諭として働いていました。幼稚園の年間の大イベントのひとつでもある運動会が終わり、代休と土日の休みが合わさり、思わぬ4連休ができたのです。
運動会が終わった解放感もあり、旅に出ようと思い立ちました。どこへ行こうか迷っていたところ、何気なく見た知り合いの写真展のチラシが目に入り、場所を確認すると、佐賀県で開催。
「佐賀県か~行ったことないし、行ってみよう」と思いつきで佐賀県へ行くことに。この1人旅が佐賀県とわたしの出会いです。ファースト佐賀! この出会いがなければ佐賀に住むことはなかったと思います。
さあ、場所が決まればあとは、どうやって行くかです。日程は4日間なので、できるだけ早く佐賀に移動したいなと思って調べていると、大阪から武雄温泉へ行く夜行バスを見つけました。
夜の間に移動できて、朝から佐賀を満喫できる! 夜行バスいい! となり決定。武雄温泉のことは何も知らなかったのですが、温泉って駅名に付いているから温泉があるに違いないと。解放感に包まれていたわたしはノリと勢いでわくわくしながら佐賀県へ向かいました。
佐賀県の武雄温泉では、武雄バーガーを食べ、武雄神社の楠に圧倒され、満喫し、佐賀市内へ移動して、佐賀大学で開催中だった写真展に行き、満喫した旅になりました。
道行く人は挨拶をしてくれるし、友達はできたし、佐賀県へきてよかった!!
大好きな場所がひとつ増え、ほくほくしながら大阪へ帰りました。
それから2年後。色んなご縁があり、佐賀県民の方とお付き合いをすることになり、(出会ったのは、山口県ですが。笑)1人旅以来の佐賀県へ訪れ、佐賀県内をぐるぐると巡りました。佐賀県のコンパクトさや移動のしやすさ、ご飯の美味しさ、最高だなと思い、さらに佐賀が好きになっていました。
そこからさらに4年後。
今の仕事「佐賀のお山の100のしごと」の地域の編集者の求人をみて、佐賀の山間部の地域を知りました。
地域の編集者として、佐賀の中山間地の方へ取材するという仕事内容が魅力的で応募しました。2次面接では実際に佐賀のお山へ遊びに来て、山の雰囲気を味わいました。無事に内定をもらいめでたく佐賀県民に。今に至ります。
行ったことのある町? 知らない町? わたしの移住先の選び方
わたしの移住のきっかけは、もともと佐賀県を知っていてご縁があったのと、興味のある仕事があったという2つです。
移住をしたいと思ったときにまず悩むのは「移住先」ではないでしょうか?
わたしが考える移住先の選び方は、2パターンです。
①完全に知らない町へ移住する
➁もともと訪れたことがある知っている町へ移住する。
わたしは②のもともと訪れたことがある佐賀県へ移住するというパターンでした。
市町村によっても違いはあると思いますが、一度移住先を訪れてみると、全体の雰囲気だったり、県民性みたいなものが感じられるので、自分が住むイメージも湧きやすく、ギャップを感じることなく暮らすことができると思います。移住する前に一度その町に訪れてるのはおすすめです。
実は住みやすい佐賀県の魅力
佐賀県はコンパクトな町なので、県内どこでも行きやすいのが特徴です。今日は、山に行きたいとなれば山にも行けるし、海に行きたいときは海に行けるし、川もたくさんあり、水も豊富です。
県内どこへでも行きやすいのは、もちろん。お隣の福岡県や長崎県も割と近く、日帰りでアクセスできます。
わたしの地元大阪も面積は佐賀県よりコンパクトなのですが、移動が電車やバスなど公共交通機関が基本だったので、大阪府内を北から南へと移動はあまりしませんでした。
その点、佐賀県の移動は基本車なので、色んなところへ行きやすく、そんなに混むところもないので、渋滞の心配もほとんどありません。お出かけしやすいです!
あと個人的ですが、佐賀県民と関西人は相性がいいと思います。実際に私の周りでも関西の方が多く移住されています。佐賀の皆さんはほんと優しくて、関西人のノリもあたたかく受け入れてくれて、佐賀県民の懐の広さを感じます。
わたし自身、ひょんなことから佐賀県にご縁があり、移住して今があります。数年前は、佐賀県に住むとは思ってなかったので、何が起こるかほんとにわかりませんね。不思議だけど、ありがたいことです!
佐賀県へ移住や引っ越しを考えてる方、移住は考えてないよという方も、佐賀県と出会うきっかけはどこかにあるのではないでしょうか?
「佐賀のお山の100のしごと」のwebサイトがそのひとつになれたらと思っています。皆さんの力になれるよう、佐賀県や佐賀のお山に住む方の魅力をお届けしていきます。まだ見ぬ皆さんが佐賀県と出会えますように。
ほかの編集部2人の移住のきっかけはこちら!
「私が移住したきっかけ。佐賀の古いようで新しい魅力的な暮らし」金井 茉利絵
https://www.sagajikan.com/saga100/zawa-moe/1125
「その一瞬が人生を変える。僕が移住を決意したきっかけ」山本 卓
https://www.sagajikan.com/saga100/zawa-moe/1052


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<取材記者>
鵜飼 優子
「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
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<取材記者>
鵜飼 優子「佐賀のお山の100のしごと」記者/地域の編集者(地域おこし協力隊)
大阪府高槻市出身、ひつじ年。今まで暮らしたことのある地域は、北軽井沢、阿武、萩、佐伯、そして個人的にもご縁を感じている佐賀のお山にやってきました。幼稚園教諭やドーナツ屋さんなど様々なことにチャレンジしています。将来は、こどもとお母さん、家族が集える場所を作ることが目標。佐賀のお山の暮らしを楽しみながら情報発信しています。

