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2022.03.31
のどかであたたかい里山で作る 干し柿、お米、お野菜。次の世代へ地域をつなぐ人 川浪農園 No.047 川浪伸洋さん
お家の近くで。秋には美しい里山のあちらこちらに、干し柿の橙色のカーテンが架かる、大和町松梅地区。その松梅地区の井手の口にある川浪農園の川浪さんも、干し柿を作られるお一人です。家族総出で作られる干し柿は、地元の道の駅での販売だけでなく、全国に発送もされています。その他にお米や野菜も作
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2022.03.30
先人からの「預かりもの」を受け継ぎ次世代に。 日本伝統工芸技術の継承者 No.046 花鏨(はなたがね)彫金家 有馬武男さん
「コンコンコンコン」と、リズミカルな金属音が響きわたる工房。日本古来の金工(きんこう)技術と西洋のジュエリー技法を融合して、美しい伝統工芸品を生み出す、『花鏨(はなたがね)』。心地良い音が響く先では、彫金家の有馬武男さん(47)が鏨(たがね)で金属板を刻み、作品に命を吹き込んでいる。自然を
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2022.03.29
テルミーと笑顔で福を呼び込む『ふくふく福』 No.045 イトオテルミー療術師 福岡しのぶさん
モクモクと煙が出ている金属製の棒を、皮膚に直接当ててすばやく動かす。そんな健康療法をご存じでしょうか?日本発祥で100年近い歴史があり、数万人の会員がいる、『イトオテルミー』です。富士町古場に暮らす福岡しのぶさんは、そのイトオテルミーの療術師として、古民家を改装した自宅を療術所にし
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2021.05.19
地元でできることをまっすぐに。やさしい花を育てる森花園 No028 森眞純さん
手間暇かけて、愛情たっぷり育った花たち本日はよろしくお願いします。まずは、花農家さんのお仕事について教えてください。父の代から花を育てていて、2代目として、現在5種類の花を作っています。年間4万~5万鉢作って、関東から宮崎まで全国の市場に出荷しています。
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2021.04.24
ひとり農林水産業者。七山で1次産業すべてを生業にする男。 No.027 長尾達實さん
桜が満開になったこの季節。木々は青々とし、川に流れる水はキラキラと輝き、山はとても優しい空気に包まれていました。佐賀県唐津市七山で生まれた長尾養魚場の長尾達實(ながおたつみ)さん(72)。お父様がこの七山に移住し、手作業で田んぼを作り、家を建て、家の周り一帯を開拓してこられたそうです。お父
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2021.02.28
「諦めたら負け。道を進み続けたからこそ見えたもの。」 No.022 岡住建 岡宣和さん
剣道を愛する山の大工 岡宣和さん(43)。岡住建の経営と、一軒家の建築から住宅のリフォームまでの様々な大工仕事を一人でこなす三瀬在住の大工さんである。「剣道をやっている人は普通警察官などになる人が多いんです。大工になる人って、たぶん珍しいですよ。」と語る岡さん。なぜ岡さんは、山の中で大工と
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2021.01.22
荒々しく美しい「蛮美」という生き方 No.020 小池卓さん
神埼市脊振町。幕末に建てられたという古民家に陶房 石(いし)はある。朝8時。窯の前で火を見つめ、成形した食器を焼く作業(窯焚き)をしている小池卓さん(64)。一度話せばその人柄に引き寄せられ虜になってしまう愛らしいキャラクターの持ち主である。自分の力で生きようと、焼き物屋として修行し始めた
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2020.11.18
「5人で1人前」女性の自立と自由を求めて・・・おかあちゃんたちのお饅頭 No.017 井手野加工グループさん
前列左から、芹田スエノさん、内村則子さん、庄島廣子さん後列左から、奥永千代美さん、福島信子さん、福島千代子さん朝の5時前まだ外は薄暗い中、井手野加工グループの作業は始まります。佐賀県三瀬村井手野(いでの)地区では、地域のお母さんたちが地元の素材を活かして団子や饅頭を作り、長年手作りの味を守
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2020.10.14
有機農家が営む循環する暮らしと家づくり No.016 田中一平さん
有機農業とNPO法人運営の2足のわらじで暮らしを営む田中一平さんは、佐賀県に移住して13年目。昨年、新しくお家を建てられ、奥さんと2人のお子さんと快適な山暮らしをされています。環境に配慮した自然エネルギーを使った家のこと、有機農業のことなどを伺いました。新型コロナウィルスで働き方や
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2020.09.27
『恋する酪農家。もうぎゅっと一緒です!』 No.015 横尾文三さん
有限会社ミルン牧場 代表取締役 横尾文三さん一口含んだ時衝撃だった。「この牛乳、砂糖が入っているのか?」「牛乳」というか「ミルク」という表現が自分にはピッタリくる。濃厚な甘みのある牛乳は、ほんの少し飲んだだけでも満足感が得られる。一本200mlのミルン牧場の牛乳を一気に飲み干すと、
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2020.07.03
全国から注文が入る「ゆず胡椒」改良を重ねた完熟ゆずたっぷりの佐賀の味。ゆず工房 No.011 吉原光子さん
「ゆず胡椒」ってご存知ですか? 九州では言わずと知れた、定番の調味料のひとつ。胡椒は唐辛子のことを指し、ゆずと胡椒、この2つと塩などの調味料を使い、つぶして練ったものをゆず胡椒と言います。 鍋や刺身にちょこんと添えて食べると、ぴりりとした辛さとゆずの風味が広がり、癖になりま
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2020.06.06
「お湯にも地元にもどっぷり!」ななのゆ支配人の裸の付き合い的人生観 No.010 山下末二さん
唐津市七山にある、思いっきり深呼吸がしたくなる施設『鳴神温泉 ななのゆ』(以下『ななのゆ』)。建物内に入るとヒノキの良い香りが広がりホッとする。建物にはすべて七山産の木材が使われているそうだ。泉質はトロトロ、ヌルヌルするような肌触りが特徴。七山の憩いの場となっている『ななのゆ』支配人、山下
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2020.04.14
平日は猟師、週末は料理人の解体新書 “イノシシが笑う日”とは? No.007 山本敏晶さん
佐賀市内から国道263号線を三瀬方面に進むと、現れる看板『GABAIいのしし食彩』。オーナーは三瀬生まれの山本敏晶さん(71)。高校卒業と同時に大阪の某ハム会社に就職。そこで肉の解体技術や肉に関する知識を学ぶ。その後、自動車販売の営業や喫茶店を経営したのちに、イノシシ専門店『GABAIいの
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2020.02.19
嘉村製材所を営む嘉村勝彦さん(60)。三瀬生まれ。サラリーマン経験を経て26歳ごろに三瀬に戻り、嘉村製材所を3代目として継業すること34年。 工務店や大工さん向けの建築材の販売や、一般消費者向けにも材料の製材、販売を行っている。 「製材所を継ぐために戻ってきたけど、製材所の後