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2022.03.31
のどかであたたかい里山で作る 干し柿、お米、お野菜。次の世代へ地域をつなぐ人 川浪農園 No.047 川浪伸洋さん
お家の近くで。秋には美しい里山のあちらこちらに、干し柿の橙色のカーテンが架かる、大和町松梅地区。その松梅地区の井手の口にある川浪農園の川浪さんも、干し柿を作られるお一人です。家族総出で作られる干し柿は、地元の道の駅での販売だけでなく、全国に発送もされています。その他にお米や野菜も作
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2021.12.10
笑い声が響きわたる、仏のような頼れる農家 No.040 木下堂 木下健一さん
富士町古場で主に葉物野菜とお米を作られている農家の木下健一さん。大きな瞳とさわやかな笑顔が印象的で、「みんながほんとに必要をしているものを提供できるかどうかなんです」とはつらつと答えてくださいました。奥様と健一さんのお母さんとともに農業を営みながら、3人のお子さんと暮らされています
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2021.12.10
10万個の真っ赤なリンゴがなる。家族経営の観光農園 No039 まるじゅんリンゴ園3代目 小副川高浩さん
九州では珍しいリンゴ狩り体験ができる、佐賀県屈指の観光スポット「まるじゅんリンゴ園」。8月下旬頃から約3ヶ月のシーズン中に、1万人ほどの来場者があるという。そのまるじゅんリンゴ園の3代目、小副川高浩さん(39)。リンゴのような可愛い笑顔と気さくに話しかけてくれる人柄も魅力の一つ。高浩さんは
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2021.10.28
癒されて、素直な自分に気づける農家民宿「具座」。その源泉は、夫婦の「愛」。 No.037 藤瀬吉徳さん、みどりさん
佐賀市三瀬村にある農家民宿「具座(ぐざ)」は、佐賀県初の農家民宿として2006年にオープン。県内外はもとより海外からも宿泊客が訪れ、その数は年間600人を超える。老若男女を問わず、訪れた人はみな癒される大人気農家民宿である。この農家民宿「具座」を切り盛りしているのが、藤瀬吉徳さん(
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2021.09.27
3世代で育てるリンドウ農家 No.036 豆田花園 高増浩太郎さん
秋の花として知られるリンドウ。その根は昔から漢方にも使われてきたそうです。そんなリンドウを富士町で育てている豆田花園の高増浩太郎さん。高増さんは奥様の実家である豆田花園を継がれ、奥様とお義父さん、お義母さん、お義祖父さんと一緒に家族でリンドウ栽培されています。農業に関わりが
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2021.08.31
「農ある暮らし」実現へ No.035 恵良農園 恵良裕一郎さん、五月さん
佐賀市富士町で農業をされている恵良農園の裕一郎さんと五月さん。農薬や化学肥料に頼らない野菜作りをされています。恵良さんが作るピーマンやナスは、みずみずしく、野菜のうまみがたっぷり。最近では、町に暮らす人が山で「農ある暮らし」の体験ができるよう、農作業とキャンプを組み合わせた企画もさ
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2021.08.29
七山をアミューズメント村へ。いいことをやり続けたい。No.034 オーケイ・ファーム代表 岡本泰成さん
自然と「兄貴!」と呼びたくなるほどに包容力を持つ男。唐津市七山生まれ、七山育ちの岡本泰成さん(42)。25歳でオーケイ・ファームの代表となり、現在、トマトやトウモロコシなど10種類以上の野菜を育て販売している。さらに荒廃農地を活用しユーカリを育て、地域活性化を目指す活動にも取り組んでいる。
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2021.07.27
幻の果実「ポポー」を地域の特産品に。親子で挑む商品開発は「もったいない」から始まる。No.032 夢見るぽぽりん ?村真理さん・美波さん
明治時代、外国から輸入された果実ポポー。当時、多くの家庭で庭木として植えられて親しまれていた。戦後間もない頃は、大切な食糧だったが、時代遅れの果実として、やがて姿を消した。そして現在、市場で出回ることの少ないポポーは、幻の果実と呼ばれるようになった。「あの懐かしい味を再び楽しみたい
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2021.06.30
「農業は嫌いじゃないないけど、好きじゃない!」正直すぎる農家の産直生活。 No.031 ヨシハラ農園8代目 吉原誠さん
七山地区は開けた平らな土地が少なく、多くの農家さんが急峻な土地を切り開いて田畑を作るか、傾斜地と気候を活かして果樹を育てている。ヨシハラ農園8代目 吉原誠さん(61)もその一人。ヨシハラ農園の長男として生まれ、高校卒業と同時に18歳で跡を継いだ。生まれも育ちも七山という生粋の「七山人」であ
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2021.05.31
緑が美しい季節になりましたね。お山にはいろんな植物が生えていて、天ぷらなどにしてそのまま食べられるものや手を加えて加工して使うものなど、使い道がたくさんあります。佐賀のお山に暮らす皆さんは、昔から山の植物と共存して暮らしていて、植物のことをよく知っておられます。季節ごとに山に入られ
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2021.05.24
タケノコだけじゃない「思い出も持って帰ってもらいたい」 旬を活かすエンターティナー。 No.029 たかしま農園 高島賢一さん
季節は4月下旬。2021年の佐賀のお山は春の訪れが早く、山は青々と茂り、緑豊かな竹林がキラキラとしていた。春を告げる、山の幸「タケノコ」。そのタケノコを求めて毎年多くのお客様が訪れる場所がある。観光農園の「たかしま農園」だ。旅行会社で添乗員として勤めた後、実家の農業を継ぎ、観光農園を奥様と
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2021.05.19
地元でできることをまっすぐに。やさしい花を育てる森花園 No028 森眞純さん
手間暇かけて、愛情たっぷり育った花たち本日はよろしくお願いします。まずは、花農家さんのお仕事について教えてください。父の代から花を育てていて、2代目として、現在5種類の花を作っています。年間4万~5万鉢作って、関東から宮崎まで全国の市場に出荷しています。
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2021.04.24
ひとり農林水産業者。七山で1次産業すべてを生業にする男。 No.027 長尾達實さん
桜が満開になったこの季節。木々は青々とし、川に流れる水はキラキラと輝き、山はとても優しい空気に包まれていました。佐賀県唐津市七山で生まれた長尾養魚場の長尾達實(ながおたつみ)さん(72)。お父様がこの七山に移住し、手作業で田んぼを作り、家を建て、家の周り一帯を開拓してこられたそうです。お父
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2021.03.31
しいたけは2種類に分けられる突然ですが皆さん、しいたけってどうやって作られているのか知っていますか?山や公園などを歩いていると、野生のきのこが木からひょこっと出てるのを見たことはあるでしょう。そうなんです。しいたけは野生のきのこ同様、自然の木、すなわち原木から生えて