HOME > 山本 卓
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2022.03.31
音無てらすの餅まきにたくさんの仲間が来てくれました「あなたの地域を描いてください」佐賀県に移住して10日後、佐賀県内で活動している「地域おこし協力隊」の研修会で課せられた課題でした。当時の私は、移住してきたばかりで、その「地域」という言葉がよくわかりませんでした。「自分の地
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2022.03.30
先人からの「預かりもの」を受け継ぎ次世代に。 日本伝統工芸技術の継承者 No.046 花鏨(はなたがね)彫金家 有馬武男さん
「コンコンコンコン」と、リズミカルな金属音が響きわたる工房。日本古来の金工(きんこう)技術と西洋のジュエリー技法を融合して、美しい伝統工芸品を生み出す、『花鏨(はなたがね)』。心地良い音が響く先では、彫金家の有馬武男さん(47)が鏨(たがね)で金属板を刻み、作品に命を吹き込んでいる。自然を
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2022.02.28
佐賀のお山が熱い! 2021年、佐賀市富士町に誕生した新スポット3選
福岡市中心部からも、佐賀市中心部からも、車で1時間以内。「福岡市から一番近い田舎」と言われるほどの利便性がある地域、富士町。嘉瀬川ダムを中心とした緑あふれる地域は、日常、仕事に追われバタバタしている方の心を癒し、リセットしてくれること間違いなしです。そんな富士町に、この1年の間に最新の観光
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2022.02.28
古いモノの声を聴き、「可愛く」の魔法をかける店「oriori(オリオリ)」 No.043 中島洋志さん、咲希さん
大人の隠れ家的な旅館が立ち並ぶ、温泉街「古湯温泉」。静かな大人の雰囲気が漂うこの場所に2021年12月、喫茶店の併設された古道具・リメイクのお店「oriori」がオープンしました。「世代を越えて古い物を受け継いでもらいたい」という思いで、オーナーの中島ご夫妻が地元の方々と共に空き店
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2022.01.19
「食べた時にホッとしてほしい」と願いを込めて。愛され続けて90年の老舗饅頭屋。 No.041 北山饅頭3代目 藤田千秋さん
早朝6時。まだ薄暗く、霜が辺り一面を覆う寒い冬の朝。明治元年に建てられたという古い民家に明かりが灯り、いい匂いの湯気が上がっている。佐賀市富士町にある老舗饅頭屋「北山(ほくざん)饅頭」。 懐かしさを感じる饅頭を求め、地元のみならず遠方からも人々が買いに来るという。何と言っても私の一
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2022.01.10
2022年1月1日 天山にてついに2022年も始まりました。明けましておめでとうございます。地域の編集者すぐポン太です。1年の始まりは、毎年恒例となっている初日の出の撮影です。みなさまに佐賀の初日の出をお届けしたく、佐賀県にあります「天山(てんざん)」に行ってまいりました。極寒では
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2021.12.30
年末振り返り。山本卓2021年は「定住する」が明確になった年
佐賀県地域おこし協力隊の卒業まで100日を切った年の瀬。佐賀のお山は初雪もふり、一気に冬となりました。今年もやっぱり1年は早かった! 毎年のように思うことですね。(笑)みなさまにとって2021年はどんな年になったでしょうか? 僕はといいますと、協力隊3年目ということで、卒業が近づき
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2021.12.10
10万個の真っ赤なリンゴがなる。家族経営の観光農園 No039 まるじゅんリンゴ園3代目 小副川高浩さん
九州では珍しいリンゴ狩り体験ができる、佐賀県屈指の観光スポット「まるじゅんリンゴ園」。8月下旬頃から約3ヶ月のシーズン中に、1万人ほどの来場者があるという。そのまるじゅんリンゴ園の3代目、小副川高浩さん(39)。リンゴのような可愛い笑顔と気さくに話しかけてくれる人柄も魅力の一つ。高浩さんは
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2021.11.16
手ぶらで遊べる冬のアクティビティ。ボートハウス シノハラでワカサギ釣り体験。
11月に入りましたね。「みなさま! ワカサギ釣っていますか?!」佐賀に移住する前は、ワカサギ釣りは氷に穴をあけて糸を垂らし釣るもの、とばかり思っていました。どうも地域の編集者、山本卓です。三瀬村にある北山湖では、毎年11月になるとワカサギ釣りが解禁になります。ワカサギ釣りの
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2021.10.29
田舎×クリエイター「起業するなら佐賀県を選んだ方がいい理由」
2021年1月。佐賀に移住をしてきて1年4か月が経った頃のこと。僕は従業員1名の弱小会社を立ち上げました。それまでの経歴は、俳優業をし、劇団の代表として作家・演出家として活動をし、某テレビ局に出向している制作会社に勤め、そして2019年9月に佐賀県地域おこし協力隊になったのです。地
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2021.10.28
癒されて、素直な自分に気づける農家民宿「具座」。その源泉は、夫婦の「愛」。 No.037 藤瀬吉徳さん、みどりさん
佐賀市三瀬村にある農家民宿「具座(ぐざ)」は、佐賀県初の農家民宿として2006年にオープン。県内外はもとより海外からも宿泊客が訪れ、その数は年間600人を超える。老若男女を問わず、訪れた人はみな癒される大人気農家民宿である。この農家民宿「具座」を切り盛りしているのが、藤瀬吉徳さん(
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2021.09.28
地域おこし協力隊は、ワンピースの麦わらの一味と同じなのかもしれない。
2019年9月。今から2年前のお話です。佐賀のことを全く知らなかった僕が佐賀県地域おこし協力隊として着任しました。どうも地域の編集者すぐポン太こと山本卓です。時間が経つのは本当に早いもので、佐賀県民になって3年目を迎えました。みなさまに、お世話になりっぱなしで、感謝してもしきれませ
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2021.08.29
七山をアミューズメント村へ。いいことをやり続けたい。No.034 オーケイ・ファーム代表 岡本泰成さん
自然と「兄貴!」と呼びたくなるほどに包容力を持つ男。唐津市七山生まれ、七山育ちの岡本泰成さん(42)。25歳でオーケイ・ファームの代表となり、現在、トマトやトウモロコシなど10種類以上の野菜を育て販売している。さらに荒廃農地を活用しユーカリを育て、地域活性化を目指す活動にも取り組んでいる。
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2021.07.31
先日、脊振町にある陶房石にお邪魔して焼き物体験会を見学させていただいた。私は、幕末に建った古民家の片隅にある工房で、ヒグラシの鳴き声を聞きながら物思いにふけっていた。「陶芸は、未来を作ることに似ているのかも」と。 ろくろ体験をしている様子 クルクルと回るろくろに乗せ