プロフィール
着任年月 | 令和5年4月 |
活動地域 | 武雄市内 |
活動拠点 | 佐賀県武雄市 |
委嘱されている活動 | ふるさとビデオクリエイターとして移住定住を促進するための動画の企画から編集までしています。 YouTubeの「たけおんちゃんねる」というチャンネルで、「移住者インタビュー」や「空き家バンクツアー」など、移住者にとって役に立つ動画・武雄市内の魅力がわかる動画を発信しています。 |
出身地 | 東京都 |
地域おこし協力隊になる前は? | 文化人類学・国際開発学を専門に大学の研究員をしていました。 |
地域おこし協力隊になったきっかけは?
新型コロナウイルスの蔓延が大きなきっかけです。中長期でアフリカに滞在して研究をしていた前職なので、コロナで海外に行きづらくなり、自身を見つめ直す時間が増えました。そこで、国内で新しいことを始めようと思った時に妻の地元が佐賀県なので佐賀の協力隊を見つけて応募しました。
一番心がけていることは?
聞くことと観ることです。元々の専門が文化人類学なのが影響されていますが、人の話を聞くことと、地域のいろんなところを見ることは常に心がけています。お話の中にある一人一人の生活習慣や大切にしている軸、話し方や手振り、通行人の荷物の多さや服の着こなし、道の白線の濃淡から、その人や場所の言葉からは出てこない深みがみえてきます。その時、自分の過ごしている時代・判断している認識を俯瞰できる気がしますし、それが大切だと思っています。

これから力を入れていきたいことは?
2024年の11月に開業した武雄市内のゲストハウス&カフェに力を入れています。動画による移住者への発信に加えて、武雄市にお試しで来る・地域の人と繋がるための拠点となればと思っています。実際にゲストハウスを始めてみて、観光客の武雄のイメージや日本旅行の体験に求めているものが肌感覚で伝わってきます。それらを軸にピボットを踏みながら新しいことを今は模索しています。

地域にはいってびっくりしたこと
人の優しさです。「郷に入っては郷に従え」のようなことを来る前は考えていましたし、来てからも地元のコミュニティに馴染めるのかという心配はありました。が、それは杞憂でみなさん優しく、迎え入れてくださり、すぐに友人もできました。道ゆく時や挨拶する時に会話が生まれることが多く、ゆるく繋がる関係が日常にあります。
今はまっていることは?
暇さえあれば読書をします(前からずっとはまってることですが…)。子どもが産まれてからは子どもとの時間が多いので読書の時間は減りましたが、空き時間があれば本を読みます。昔に読んだ小難しい哲学系の本が、武雄市での生活を重ねていくうちに、今までと違う読後感があり改めて読み漁っています。
県内の方へひとこと
県内の方々に対しては感謝しかないです。移住して住みやすいまちだと日々感じています。美味しい食材、綺麗な田園、今住んでいる方の営みのおかげです。こんな素敵なまちを作り上げてくださりありがとうございます。
また、2024年に武雄市の武雄温泉通りにゲストハウス&カフェyol(よる)をオープンしました。宿泊以外でも県内の方も気軽に立ち寄れる場所を心がけているので、ぜひお話しをしに遊びに来てください。

地域おこし協力隊を志す人にアドバイスを
気になっている地域へ「人に会いにいく観光」をおすすめします。特にこのWebサイトに載っている地域おこし協力隊の方々に会いに来たりすると、実際の活動や生活について分かると思います。佐賀に縁もゆかりもなかった自分ですが、人に会いにいくことを続けていると知り合いの輪が広がりました。
紹介したいURL(YouTubeやインスタグラムなど)
YouTubeたけおんちゃんねる
https://www.youtube.com/@takeon_channel
Instagram たけおんちゃんねる
https://www.instagram.com/takeon_channel/
ゲストハウス&カフェyol インスタグラム
https://www.instagram.com/yol_takeo/