地域 嬉野市
事業名 嬉野茶の実プロジェクト
実施主体 春日活性化委員会
補助名 スタートアップ支援事業費補助金
取組期間 2020.1.9~2022.3.31
室町時代より続く嬉野茶
室町時代にこの地区に移住した陶工たちにより栽培が始まった嬉野茶。春日地区にも大きな茶畑が広がっていますが、人口減少や農家の後継者不足、耕作放棄地の増加という課題を抱えていました。
分校跡地を有効活用
かつて地区の運動会などをしていた旧春日分校跡を活用し、地域のコミュニティを作り、さらには新たな収入確保にも繋げようと活動する春日活性化委員会。耕作放棄された茶畑になる”茶の実”から採れる茶の実油を使った石鹸やバーム作りに取り組んでいます。地区の女性達のグループ「むかし美人の会」の意見を取入れながらワイワイと楽しんで活動されています。
マイナスの資源をプラスに変え地域全体で盛り上がる
耕作放棄地を農業体験できる圃場にしたり、”ありのままの春日地区”を楽しむ農業体験や分校の校庭での星空キャンプ等のイベントも開催しています。
情報発信ツールとして、「ありのまま春日」のHPも作成されています。
2021年にはこれまでの取組が認められ、国土交通省の「地域づくり表彰」で最高賞の国土交通大臣賞を受賞!
これからも地区の魅力を活かした取組が期待されています。