今年9月開催のローカリストアカデミーで、吉田誌子さんのチームは『佐賀に縁のある人たちが「コレゾさがゴハン」と思えるごはんを作ろう』という取り組みを始めています。
※「ローカリストアカデミー」って何?という方はこちら↓↓↓
(https://www.sagajikan.com/sagalocalist/)
さっそく10月からメニュー案を出し合って試食し、毎月3日は「コレゾさがゴハンの日」としてSNSで発信しています。ローカリストアカデミーのメンバーだけではなく、この取り組みに賛同された団体やカフェなどが、それぞれの「さがゴハン」を考案しています。(下の画像は実際にカフェで提供された「さがゴハン」です。↓順調なスタートの「コレゾさがゴハン」ですが、ここまでには色々な段階がありました。最初は佐賀県産の食材に限定していましたが、食材には旬があり、佐賀県産にこだわるとメニュー決めが難しくなります。盛り付けなど見た目もルールを決めていましたが、形にしていくことで、様々な問題に直面。アンケートや意見交換を何度も重ねていくうちに、厳密に佐賀県産にこだわらず「佐賀をイメージできるものなら何でも(県産の食材でなくても)OK」と変わっていきました。スタイルも特に決めてはいません。(※下の画像は佐賀の平地にバルーンが舞い降りて、コロッケで藁ロールを表現しています)
「チームのみんなで進めていくうちに、ひとつの想いにまとまりました。それは『1人1人が持っている「佐賀」のイメージは、人によって違うこと。これが「さがゴハン」のとても大事なポイントだと気がつきました。また、チーム内でメニューを考案する経験を通して、みんなで佐賀を思いながらご飯を作ることのおもしろさを感じました」と、吉田さん。定義やスタイルが統一されていなくても、それぞれの佐賀への想いを盛り込めば、それはもう立派な「さがゴハン」という考えのもと、活動の輪を広げています。
この想いに賛同されたカフェが、「さがゴハン」を期間限定メニューで出しています。取り組みをPRするロゴマークも完成し、お弁当やお惣菜に貼るロゴシールも制作中。すでにシールを貼ってもらえるお店も出てきています。(下のロゴマークです)
他にも「さがゴハン」を楽しく発信していく予定です。ローカリストアカデミーから始まった「コレゾさがゴハン」の想いが、佐賀のみなさんに着実に伝わっています。“毎月3日は「さがゴハン」の日”を合言葉に、おいしく楽しく佐賀を想ってほしい。あなたが考える「さがゴハン」はどんなものですか?
・ホームページ「コレゾさがゴハン協会」: https://korezo358.wixsite.com/saga
・インスタグラム「コレゾさがゴハン協会」: @korezo358