地域 : 白石町秀津・栄町地区
事業名 : 白石町秀津・栄町活性化プロジェクト
実施主体 : スマイルまちづくりプロジェクト
補助名 :スタートアップ支援事業費補助金
取組期間 : 2017.7.10~2020.3.31
誰も歩いていない商店街
秀津・栄町商店街はかつて人通りが多く、たくさんのお客さんで賑わっていたが、1970年代以降、町内にコンビニや大型スーパーが進出したことにより、商店街の人通りが減り、現在は空き店舗が増え、商店街や地区全体の活気が失われつつあります。このような中、地域住民の有志が「スマイルまちづくりプロジェクト」を立ち上げ、地域の課題解決のアイディアを実践していきながら、地域の日常に人通りを増やす取組を行っています。
まちに賑わいを再び
スマイルまちづくりプロジェクトでは、「子育て世代が安心して子育てできるまち」、「小中高生が最高の青春を過ごすまち」、「高齢者も娯楽を満喫できるまち」を目標に、賑わいのある地域づくりを目指しています。まずは、商店街に立地している秀津・栄町地区の交流施設「元気のたまご」に訪れる人を増やすため、開館時間の延長や学習スペース・野外パブリックスクリーンの設置、花植え・芝張りワークショップの開催など様々な取組を行っています。
地域に愛される交流拠点へ
現在、商店街の中心にある交流拠点「元気のたまご」では放課後集う小中高生の姿が見られます。宿題をしたり、芝生広場で遊んだりと子どもたちの日常に根付いた場所になっています。また、地元の高校生と協力して白石町のキャラクターみのりちゃんを模して作った「みのり神社」は地域の新たなスポットになりつつあります。商店街に人の流れをつくる取組は着実に地域に根付き愛されています。