歴史ある祐徳稲荷神社のおひざもとでeスポーツ大会

さが祐徳eスポーツ協会は、令和2年10月1日に発足されました。

令和元年7月の豪雨災害や新型コロナウイルス感染拡大による観光の冷え込みなどで、鹿島市をはじめ祐徳門前商店街も打撃を受けました。そんななか、祐徳門前商店街とふるさと鹿島を元気にしたいという想いでスタートしたのです。eスポーツは今後も発展性が見込め、老若男女問わず楽しむことができます。また祐徳門前商店街は390mの距離に20店舗が並ぶ立地なので、大人数にも対応できます。複数店舗を使って3密も回避でき、コロナ禍にも対応できる立地の強みを生かして開催できます。歴史ある祐徳稲荷神社のおひざもと、祐徳門前商店街で先進的なeスポーツという試みは新たな風を感じます。平成30年に開催された「第1回全国高校eスポーツ選手権」で佐賀県立鹿島高校のチームが優勝したこともからも、eスポーツを身近に感じられる地域といってよいと思います。さが祐徳eスポーツ協会は令和2年暮れ「esportsBizContest」で、さが祐徳eスポーツ大会の企画をプレゼンし、ファイナリストまで進みました。

そして令和3年3月13日、協会主催の、さが祐徳eスポーツ大会が開催されました。和太鼓リズムゲーム「太鼓の達人」で腕前を競います。事務局長の湯下さんは言います。「大会は本当に盛り上がりました。強い人は高いスコアを出すうえに、プレイのパフォーマンスでも魅せてくれるので、観客の方も楽しめるんです。」初めての大会は大成功をおさめました。

開催にあたり、資金面は考えどころ。そこでクラウドファンディングを立ち上げ、見事目標金額を達成します。このクラウドファンディングで、面識のない遠方の方から支援を受けるという貴重な経験もしました。支援を受けてから後も交流が続いているということです。(上の写真は返礼品の送付作業の一コマ)

事務局長の湯下さんは「さが祐徳eスポーツ協会はこれからも活動していきたいし、太良や嬉野など近隣の地域とコラボしてイベントを開催したりして、地域を盛り上げていきたい」と展望を語ります。

※佐賀県では、自発の地域づくりを推進しています。

❓❓❓ eスポーツとは❓❓❓

「eスポーツ」とは、「エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)」の略で、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称を指す。
eスポーツはタイトルをいくつかのジャンルに分類することができる。RTS/MOBA/格闘ゲーム/パズルゲームなど。

2020年開催予定だった「The Internatonal 10」では、賞金総額が前年を上回る3,400万ドル以上(約36億円以上)となっていて、eスポーツ大会の歴代最高額をさらに更新している。
(参考:ウィンブルドン2019の賞金総額は3800万ポンド(51億3000万円))

eスポーツ市場も爆発的に拡大しており、オランダの調査会社Newzooによれば、2018年には世界全体で約1000億円に達し、2021年には1800億円超に達するとされている。
全世界での市場規模が約1000億円に達したのに対し、日本国内の市場規模は約5億円とまだまだ小さい。
それは認知率の低さや法整備(著作権)などの課題があるためといわれている。

オリンピックに次ぐスポーツイベントであるアジア競技大会は、2022年にeスポーツをメダル競技にする。さらに2024年開催予定のパリオリンピックのころには、状況はもっと変わっているかもしれない。