黒川町に“まちかど絵本箱『えほんのたね』”が設置されています!

伊万里市(黒川町)家読(うちどく)とは、伊万里市黒川町で取り組まれている、読書を通してコミュニケーションを図ろうという活動です。
子どもたちの読書習慣を家庭にも広げ、家族で感想を言い合ったり、本をすすめあったりすることで家族のコミュニケーションを広げられたら、という思いから平成18年12月から推進をスタート。平成19年には黒川町がモデル地区となり、その後、町内外に広がっていきました。

 

これまでの活動に加えて、好きな時間に本に触れ合い読書の機会がさらに増えるように、と伊万里市黒川町のまちづくり団体である黒川町家読連絡会の企画により、「えほんのたね」という名称の“まちかど絵本箱”が設置されました。設置場所は、町内外8か所。黒川コミュニティセンター、松乃屋駐車場、黒川小学校下、夢みさき公園、真手野バス停、若宮神社駐車場、立雲寺駐車場、前田英樹公園に設置してあります。
電話ボックスを再利用したものや、町の大工さんに依頼した手作りの絵本箱などで、24時間、自由に借りて8ヶ所どこにでも返せるようになっています。赤色が目を惹く塗装は、メンバーがまちのシンボルとなるよう、心を込めて塗られたそうです。
※夢みさき公園については、施設利用時間内のみとなります。

本を借りる時の「おやくそく」は特になく、借りる人の善意を信頼し、氏名などの記載も必要ありません。本棚のわきに、ノートが置いてあり、自由に感想などを書いてもらっています。図書館の閉館後も好きな時間に本を借りることができ、バス停でバスを待っているあいだや公園で休憩がてら…など、これまでにない場面で本を手にとり、本を身近に感じることでさらに家読の輪が広がっていくのではないでしょうか。

(連絡会では、絵本の寄贈を呼びかけています。連絡先:黒川コミュニティセンター0955-27-0001)

※この事業は県の「さが未来アシスト事業費補助金」を活用しています。