旧松川屋旅館 クラウドファンディング達成で畳替えを実現

佐賀市のまちなかには、167年の歴史を刻んだ旧松川屋旅館の建物があります。昭和の面影を現在に残し、作家の森鴎外や松本清張も訪れるなど名物女将が切り盛りし、文化的な感度の高いサロンのような場所でもありました。そんな往時の賑わいをとりもどそうと、旧松川屋旅館の建物を再活用し、松川屋前の新馬場通りを元気にするプロジェクト「松川屋を核とした新馬場通りの活性化プロジェクト」が実施されています。令和2年12月クラウドファンディングをスタートして、目標額を大きく上回って達成します。その資金で今年11月末頃、2階大広間の畳を新調できました。この大広間では、すでに写経や講座などたくさんの方が訪れるイベントスペースとなっています。今回畳を新しくしたことで、新年への準備とともに皆さんを気持ちよくお迎えできるようになりました。

今後の活動も楽しみですね。