地域:唐津市浜玉町
実施主体:平原ふるさと館有限責任事業組合
補助期間:H29.7月~実施中
補助金:自発の地域創生プロジェクト(Step3)
唐津市浜玉町の東部に位置する平原地区は、中山間地域であり、地形を活かしたみかんなどの果樹栽培が盛んな地域。全国的な過剰生産や消費者嗜好の変化に伴い果樹栽培は徐々に沈滞化し、離農者の増加、後継者不足が加速。
地域の衰退に危機感を抱いた「平原ふるさと館有限責任事業組合」は、地域の強みである『豊かな自然と多様な農産物を次世代につなげていくこと』を目指し、「耕作放棄地」と「旧JA跡地(平原ふるさと館)」を活用し、都市部の方も招いた「農業体験」の実施。地域の買い物・販売の場となるの「マルシェ」の定期開催。これまで途絶えていた平原全7地区で行うお祭り「サマーフェスティバル」の開催など、地域課題を解消するだけでなく、魅力ある地域へと動きだしている。また、農産物の加工品作りを地域で行い、新たな副収入を創出するために地域のお母さんたちを巻き込んだ「キッチンづくり」の取り組みも進んでいる。地域に愛され根付く取り組みへ、一歩ずつ歩んでいる。