唐津モンテッソーリこどもの家

  • 伊藤さん親子
 

2019年6月6日にオープンした唐津市の“唐津モンテッソーリこどもの家”。
今回取材させて頂いた伊藤氏は、唐津市出身、現在2歳のお子さんを持つお母さん。2015年、結婚を機にUターン、実家の老舗「伊藤けえらん」の2階でママと子どもを繋げる学びの場「teracco」を主宰、唐津の発酵文化に着目したお菓子のブランド「OHACCO」を立ち上げる。「今までは‘なにもない’と感じていた地元が、育児を通して‘子育てに唐津はベストな土地’という考えに大きく変わった」と話す。

その後自宅でも、モンテッソーリ教育を意識し、子どもが自発的に活動できる環境を整えてきた伊藤さん。「お金も掛かる、どうしても母親として甘やかしてしまう」など、とてもリアルな意見を話した。
 
“唐津モンテッソーリこどもの家”ではモンテッソーリが寸法や軽さなど子どもたちが使いやすいこどものための家具として考えた教本に基づいて唐津の @mossystone.imagine さんに手作りでお願いしている。大人が日常的に使っているものが子どもサイズで準備されているため、伸び伸びとした子どもの成長を見守ることができる。

モンテッソーリ教育とは

イタリア初の女性医師として知られるマリア・モンテッソーリ(1870~1952)によって考案された教育法。
知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を確認。
その後、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、モンテッソーリ教育法を完成。