都会と張り合う活性化ではなく
“佐賀に在る”
“佐賀にしかない資源”

を活かしたい

株式会社川﨑空間研究所

川﨑 康広

建物も周りの環境も心地好くすることが建築士の仕事だと考えています

一度は都会に憧れ、「佐賀はなにもない」と東京へ出ました。
忙しい、人が多い、そんな自分が埋もれてしまうような日々のなか、ふと、自分の故郷である佐賀を見たとき、「佐賀の人はなんて豊かな生活をしているのだろう!」と気が付いたのです。それからUターンし、佐賀にしかない資源を活かして佐賀の魅力を高めていこうと思いました。
だったらクリークだろうと、“水の街”として再生するべく、同じ志を持った仲間と共に「さがクリークネット」を立ち上げ、カヤックや和舟での周遊体験をはじめ、水辺に面した場所でのマルシェなどを開催するようになりました。
10〜20年後、街なかのみんながクリークを有効活用し、水路の在る風景を「これこそ佐賀!」と誇りを持って自慢してもらえるようになれば嬉しいですね。

PROFILE

1983年佐賀県生まれ。佐賀市育ち。大学卒業後、建設会社・建築設計事務所を経て「株式会社川﨑空間研究所」設立。一級建築士として建築設計と不動産を本業とする傍ら、「さがクリークネット」「NPO法人地域文化財研究室まちのつぎて」といったまちづくりや歴史的建築物の活用保全に携わるなど、多彩な地域再生活動に取り組んでいる。

地域を活かし佐賀をつくる SAGA LOCALIST

地域を活かし佐賀をつくる SAGA LOCALIST